･ ページ20
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
職員室に入り、マイクを呼ぶ
A｢ひざしー!今日相澤が泊めてくれるんだって、鍋パしようぜ!!｣
マイク｢マジで!?行く!!｣
相澤｢勝手に決めるな、あと春に鍋パはおかしいだろ｣
A｢春だからこそ鍋パでしょ!!｣
相澤｢俺にはわからん｣
A,マイク｢｢鍋パ!鍋パ!｣｣
マイクと肩を組み、そのまま定時退社する
相澤｢はぁ……それじゃ、今日は失礼します｣
教師陣｢｢おつかれ｣｣
((マジで……おつかれ))
＿＿＿＿＿
相澤宅＿＿
A｢この3人で夕飯食べんのももう7年ぶりか!!嬉しい〜｣
山田｢そりゃいいんだけどよ…なんで俺が作ってんの!?｣
Aと相澤が鍋を食べる中
山田は柄に合わないエプロンをつけ、白菜を切っていた
A｢1番作るの上手いから｣
相澤｢その方が合理的だろ｣
A｢最高に美味いよ!!｣
グッドマークを作り、山田に見せるが本人は半泣きで白菜を切り続けた
A｢はぁ……にしても私、高校生と大差無いレベルまで落ちてたね体力テスト｣
山田｢え、そーなの?俺も結果みたい｣
相澤｢ん｣
相澤はスっと体力テストの結果を写した紙を渡す
山田｢……これは、相当だな｣
A｢これでも昔は男子追い抜いてトップ取ってたのに｣
落ち込むAに山田は笑い、相澤は笑みを浮かべた
A｢な、何笑って…人が落ち込んでんのに｣
相澤｢いや、俺からすればお前はそれくらいでいいよ｣
山田｢お前昔から強かったからさ、弱い所なかなか見ねえし、Aもしっかり弱いんだなって安心したってゆーか｣
A｢……呑気な奴らめ、それでも教師か!!｣
手に小さな竜巻をおこし、山田のこめかみをグリグリする
山田｢ｲﾃﾃﾃﾃ!!やめて、俺死ぬ!!｣
相澤｢いけいけ、もっとやれ｣
棒読みでAの後押しをする
山田｢なんで!?俺なんかした!?｣
相澤｢いつもうるさい｣
山田｢酷い!!｣
笑いながら鍋パを続け、そのままAは寝落ちした
片付けをしながら2人で話す
山田｢体力も落ちてんのな｣
相澤｢ああ…この感じだと個性だけじゃないな。根本的なステータスが全部下がってる｣
A｢ｽｰ…ｽｰ…｣
相澤はそっと毛布をかけた
山田｢Aも大変だな、起きてすぐ学生戻りなんてよ。まあ無理してヒーローに即戻り、よかマシだけど｣
相澤｢…複数個性の発現に、ここまで退化した身体能力と、色々引っかかる点が多すぎる｣
山田｢……何も無いといいんだけどな｣
相澤｢ああ…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まんじゅう | 作成日時：2024年3月15日 1時
