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A｢じゃあ私は戻ります。職務放棄も大概に、一応根津校長からオールマイトを叱ってくれよ、と言われてますから｣
オルマ｢ヒィッ!!｣
いつもとは違う恐怖をも感じさせる笑みに恐れおののいた
オルマ(怖ぇ…!!昔を思い出す…!!)
＿＿＿＿＿＿
戻った時には一通り終わったようで長距離へと移る
その後は特にこれといった記録も出さず全種目を終了
相澤｢んじゃパパっと結果発表
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する
ちなみに除籍はウソな｣
｢｢｢…………!?｣｣｣
相澤｢君らの最大限を引き出す合理的虚偽｣
｢｢｢はーーー!!??｣｣｣
八百万｢あんなの嘘に決まってるじゃない…ちょっと考えればわかりますわ…｣
一部生徒は驚きの声を上げ、開示された成績を目に通す
相澤｢これにて今日は終わり、教室にカリキュラム等の資料あるから目ぇ通しとけ｣
A｢……7位、か｣
相澤｢あ、それと天河はちょっと来い。話すことがある｣
全｢｢?｣｣
A｢はい｣
相澤の後に走ってついていく
＿＿＿＿＿＿
A｢用って何、相ざ…｣
オルマ｢相澤くんの嘘つき!｣
相澤｢オールマイトさん…見てたんですね、暇なんですか?｣
オルマ｢“合理的虚偽“て!!エイプリルフールは1週間前に終わってるぜ、君は去年の1年生…1クラス全員除籍処分にしている｣
A｢え!?｣
オルマ｢そんな男が前言撤回、それってさ、君も緑谷少年に可能性を感じたからだろう!?｣
相澤｢……君
“ゼロ”ではなかった、それだけです。見込みがないものはいつでも切り捨てます、半端に夢を終わらせる事ほど残酷なものは無い｣
A｢そうかな…?夢を追うかどうか決めるのは、その人自身でしょ｣
バチバチしている2人の視線が1人に集まった
相澤｢…行くぞ｣
A｢のわっ!引っ張るなバカ!!｣
相澤｢バカはお前だ｣
オルマ｢ん〜〜合わないんだよな＿＿＿｣
＿＿＿＿＿＿
相澤｢お前の個性、だいぶ弱ってるな｣
A｢そーなんだよね…前ならもっと記録取れてたと思うのに、7位ってビックリだよ。それにこのクラス、ポテンシャル高い子多いよ｣
と、嬉しそうに笑った
相澤｢帰るぞ｣
A｢え、今日相澤泊めてくれる感じ?｣
相澤｢ああ｣
A｢やったー!食費浮く!!｣
相澤｢おい｣
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作者名：まんじゅう | 作成日時：2024年3月15日 1時
