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A｢私の番か……う〜ん｣
身体を伸ばして準備運動を行う
A｢よしっ!長距離は苦手だから、ここで記録取らないとね!!｣
円の中に入るとしっかりと前を向いて左手で何かを振り払う動作をした
全((?))
するとその場からは竜巻のようなものが出来上がった
｢｢なんだあれ!?｣｣
A｢そんじゃまあ…行っておいで!!｣
その竜巻に向けてボールを勢いよく投げると
竜巻の勢いでボールは遥か彼方へ飛んで消えた
[3457m!!]
A｢あれ｣
｢｢4桁!!??｣｣
砂糖｢いやいや、無限もすげえけど4桁もやべえぞ!?｣
緑谷(あの個性って……!!)
＿＿＿＿＿＿
相澤｢次、緑谷｣
飯田｢緑谷くんはこのままだとマズイぞ…?｣
爆豪｢ったりめーだ、無個性のザコだぞ!｣
飯田｢無個性!?彼が入試時に何を成したのか知らんのか!?｣
爆豪｢は?｣
A｢……爆豪くん、だっけ?緑谷くんとどういう関係なの?｣
爆豪｢あ?知るかボケ!!｣
教えて貰えなかった
緑谷は個性を右腕に集中させ、構えた
A(ここで記録を取っておくつもりか…!!けどそれは…)
緑谷は思いっきり投げた＿＿＿はずだった
[46m]
緑谷｢な…今確かに使おうって…｣
相澤｢“個性”を消した｣
髪が逆立ち、赤い瞳の相澤が緑谷に近づく
相澤｢つくづくあの入試は…合理性に欠くよ、お前のような奴も入学できてしまう｣
緑谷｢消した…!?あのゴーグル、そうか…!!｣
視ただけで人の個性を抹消する“個性”!!
緑谷｢抹消ヒーローイレイザーヘッド!!!｣
｢イレイザー?俺知らない｣
｢名前だけは見た事ある!アングラ系ヒーローだよ!｣
｢あれでしょ?プレゼントマイクとステラの同期の!!｣
ステラと言う言葉に肩を揺らしたが、それよりも気になることに目を向けた
＿＿＿
オルマ(彼はメディアへの露出を嫌っているからな…私は彼とウマが合わないぞ!!)
A｢何やってるんですかオールマイト｣
オルマ｢ぬお!?｣
相澤と緑谷が会話をしているのを影から見ているオールマイトにAは呆れ顔で話しかける
もちろん皆からは見えないように建物の裏で
オルマ｢Aじゃないか!!本当にここでやってるみたいだね!｣
A｢そっちは職務放棄ですか?｣
オルマ｢そんなわけないさ!緑谷少年を見に…ちょっとね｣
A｢それなら大丈夫ですよ、ほら｣
SMASH!!
緑谷のボールは遠くに飛んだ
壊れたのは指だけだ
オルマ｢マジか…｣
A｢やっぱり、面白い子だ｣
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作者名：まんじゅう | 作成日時：2024年3月15日 1時
