148話 切島SIDE ページ3
「へえ、ぼくと紅白頭が帰った後教室に色んな奴ら来てたんだ」
にこにこと尾白と会話をするA。
珍しい組み合わせだな、と思いつつ、数日前からの元気のなさが嘘のように無くなっていることに、俺はほっと胸を撫でおろした。
やっぱり、笑ってるAのほうがいい。
「Aは先帰ってて正解だったかも。
なんか君目当てに来てたやつも少なくなかったみたいだし…」
「ぼく目当て？ …ああ、USJん時敵と対峙してたから？」
「…あー、それもそうだけど、違う意味でも」
尾白の言葉に首を傾げるA。
あ、今の動作可愛い。 ドキッとした。
和みながらAのことを見つめていると、相澤先生から着替えるようにとの指示がでた。
ピク、と反応する爆豪。
どうした。 と聞くと爆豪は間を置いて、なんでもねえ、クソが。 と急に怒鳴り上げた。
Aは尾白の席の前からニヤニヤと口角を上げている。
着替えねー？
Aの何か含みのある言い方に爆豪は顔を真っ赤にしてAを睨みつけた。
「クソA…！」
「えっち」
「!?」
「〜〜〜〜ッ!!」
Aの言葉に一同がざわつく。
爆豪、耳まで真っ赤。
何事だと爆豪を問い詰めるも爆豪は俺らを完全無視してくる。
「何かあったの？」
尾白がAにそう聞くと、Aは狐の半面の隙間から、にやりと口角を上げた。
「着替え覗かれた」
「えっ」
「……爆豪、ふざけるな」
「轟君がおこ!?」
三角関係！ と黄色い声を上げる女子。
胸のあたりがモヤっとした。
……四角関係だっつーの。
闘争心が燃えた。
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りん(プロフ) - 主様はなんでこんなに絵が上手いのでしょうか (2021年4月10日 21時) (
レス) id: 09351e94e4 (このIDを非表示/違反報告)
庵 - 続編オメデト。気に入ってるカラ、更新頑張ってヨネ。 (2017年10月1日 3時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - いつも見させてもらってます！ゆっくりでもいいので是非更新期待してます（≧∇≦） (2017年9月24日 23時) (レス) id: 838bf855a6 (このIDを非表示/違反報告)
暴君ネロ皇帝(プロフ) - ずっと待ってます この作品大好きなのです (2017年9月24日 22時) (レス) id: bf4d7ee0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！更新ずっっと待ってますので！！なんの理由かはわからないですが、頑張って(?)ください！！(何があったのかわからないのでこの言葉が不謹慎出ないといいのですが…) (2017年9月24日 19時) (レス) id: 6961a8d2ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2017年9月19日 22時
