検索窓
今日:14 hit、昨日:0 hit、合計:48,281 hit

に!!!! ページ3

「・・・・は?」


思わず口に出してしまったけど、今日初めて話した男子にいきなり○○部に入れって言われても「は?」の一言しか出てこない。



確かに私は部活に入っていないけど。
でも、バレー部だけは本当に嫌だ。
あの嫌な思い出が頭を掠める。


「ごめん。バレーには、もう極力関わりたくないから」


「そう、なのか。なら他を当たるか!」


私が拒否すると、にしや・・・・じゃなかった、にしのや夕はまた教室を飛び出した。


マネ探しかは知らないけど、私はお断りします。


それにしても、あの西谷夕って熱い。
雰囲気もそうだけど、全ての言葉に感嘆符がついてる気がする。

私とは正反対の人だなあ・・・・・・



***


「潔子さん!!」


「西谷。勧誘、どうかな?」


「・・・全然、駄目っス」


「そう・・・」

駄目も何も、帰宅部の人が数人しか見つからなかっただけだけど。
それにしても、南野Aだっけ。
バレー部の元エースに断られたのには驚いた。
てっきり、バレーと聞いたらやってくれるモンだと思ってた。


「他、当たってくるッス!!」



「・・・ありがとう、西谷」



「!!」



よっしゃ、やってやるぞぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁ!

潔子さんからのありがとうを聞いた俺は、廊下を猛ダッシュで駆け抜けた。

さん!!!!→←いち!!!!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カヨ林檎 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kayo3925/  
作成日時:2019年7月20日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。