オドオドしているあの人はNRC最恐の人

出立シーユー ページ44

アジーム家で治療を受け翌日の朝

ルデヤ｢お世話になりました､今後ともよろしくお願いします｣

アジ｢此方こそ私や倅達共々よろしくお願いします｣

軽くアジームさんと挨拶をしてるとアル・アジーム君がやってきた

カリ｢ルデヤ!ホントにありがとな!また会えたら宴をやろう!｣

……元気だな〜見習わないと……

そういえばバイパー君の姿が見えないけど……大丈夫か?

ルデヤ｢自分のすべき事をしたまでだよ……本当に無事で良かった｣

考え事をしながらもきちんと返答する

そして滞在してからの２回目の命の恩人と言う言葉を頂いたww

カリ｢じゃ〜なぁ〜､もし俺もNRC(ナイトレイブンカレッジ)に入れたら仲良くしてくれ〜｣

エントランスホール先でアル・アジーム君が手をブンブンと振って見送ってくれる

ルデヤ｢あぁ!一緒の学校だといいね!｣

それに私も答える

門のところに辿り着くと傍にバイパー君がいた

ルデヤ｢……お見送りかい?有難う｣

ジャ｢そう見えるか?｣

……殺気がすごい……

快くお見送りって訳じゃないか……

ルデヤ｢……だよね……要件は?｣

なんか怒らせるような地雷踏んだかな?

昨日だったらしてたかもしれない

話に巻き込むとか話に巻き込むとか……

ジャ｢まず……カリムを助けてくれてありがとう……2つ目､だからっと言ってお前の事を認めた訳じゃない!……これだけ伝えたかったんだ｣

……素直じゃないなぁ〜

可愛いとこあるじゃん!

まぁ､

ルデヤ｢俺からも言わせてもらうな……これからはちゃんと守れよ､大切な友達だろ?2つ目､心に負担を掛けない事､相談なら何時でも乗るよ｣

言うことははっきり言う

特に2つ目の方はきちんと気持ちを込めて言った……つもり

ジャ｢あぁ､分かってるさ｣

ルデヤ｢……それじゃぁ､またね｣

彼の横を通り過ぎアジーム家を後にする

背後で

ジャ｢お前は気に食わない｣

と言われたのは気の所為かな

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