不幸カムバック ページ27
学校に着いたのは丁度夕方
学校の敷地に入ってすぐのゴミ箱に血塗れになった服を捨てる
洗っても絶対に落ちないから
時間帯的に恐らく放課後
部活動のに励む生徒の声が聞こえる
ルデヤ「あーぁ……早く帰って来れたら授業に参加しようと思ってたのに……」
少し肩を落としとぼとぼと寮に向かって歩く
あ……今日マジフトの練習だった……
早く戻ろないと
?「よう?今日の学校はサボりか1年坊」
と聞きなれた声がして固まる……
錆び付いたブリキ人形のようにギギギ……と声がした方に首を動かすと部活中であろうジャージを着て箒に乗ってるキングスカラー先輩がいた
レオ「昨日、禄に話をせず走り去るなんで……随分なご挨拶だなぁ……」
き、昨日の事根に持ってる?!
固まってる私にお構い無しで箒を肩に担ぎ近づいてくる
レオ「お前に聞きたい事が有るんだよ……お前なんで獣人の匂いがするのに格好は人間なんだ?それにその眼、俺達獣人と同じ瞳だ……?!」
スンスンと匂いを嗅ぎ目を見開く
まずい……今度こそ本当に女だとバレた?
レオ「お前……怪我してるのか?昨日も思ったが今日は結構血の匂いがする」
バレてなくてよかったけど気づかないで欲しくなかった!
やっぱ女だと分からないようにするための香水……バッチリ効果発揮してた〜
じゃなくて
レオ「怪我見せてみろ……」
と腕を掴んで来た
なんなの?めっちゃ怖いというか人を寄せつけない雰囲気出してんのに面倒見良いのかよ!
それか私の正体見破ろうとしてるのか?!
ルデヤ「へ、平、気デす……それよ…リナゼ俺に……構ウンです?」
キングスカラー先輩は少し考える仕草をして
レオ「興味があるし……お前は面白そうだ」
とヴィランの顔で見下す
悪寒を感じ殺気を出す
それを感じたのか掴まれた手の力が緩む
それを機に腕を払う
逃がすかとまた手を伸ばしてくるがこちとらプロのアサシンなんでひらりと躱し箒を奪う
そしてそのまま箒で逃亡する
そしてある程度逃げたら運動場の見つけやすい所に箒を置く
もうヤダ!あの人まじで怖いんだけど
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aikattse(プロフ) - うさもちさん» ありがとうございます!!ゆっくり更新ですが暖かい目で見守っていただけると嬉しいです!応援、ありがとうございます!! (2020年11月15日 20時) (レス) id: dd8db54d65 (このIDを非表示/違反報告)
うさもち - コメント失礼します。とても面白いです!すごく話の続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年11月6日 9時) (レス) id: dcb002d364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2020年9月21日 0時