大晦日企画 ページ9
ここ、みゆきと太宰の自宅。
貴『本当に良かったのでしょうか?』
太「まぁ、皆もああ言っていたんだし、いいんじゃないのかな。」
実は二人、本当は探偵社で忘年会が行われるのだが、探偵社員の皆が二人でゆっくり過ごせといい社から追い出し(?)たのだ。
太「まぁ、みゆき。私達もやろうか。」
貴『はい。』
太宰が用意したワインを手に取り、グラスを合わせる。
太「…悔しいけどやっぱり、中也の選んでくれたワインは美味いね…。」
貴『本当ですね。流石ですね。』
味わいながら二人はコクコクと飲む。…酔いなど忘れて。
貴『それと治さん。』
太「?」
頭に?を浮かべる太宰を置いてみゆきはどこかに行く。そして数分後、細長い箱をもって現れた。
貴『ウィスキーです。織田さん、好きでしたよね。一緒に年越ししたいなと思って用意したんです。』
目をぱちくりと開きみゆきを凝視する太宰はウィスキーの箱を受け取りぎゅっと抱きついた。
太「そうだね。私達がここに居るきっかけを与えてくれた織田作に一年の振り返りとともに御礼しないとね。早速だけど今から墓参りに行こうか。」
貴『じゃあ、グラスを3つ用意しなければ、ですね。』
太「そうだね。」
必要な物だけを手を取り家を後にする。
ここ、とある丘の墓−
太「やぁ、織田作。一人で年越しするのは寂しだろうからきたよ。」
貴『素直じゃないですね。今日は色々と感謝する為に来たんです。』
みゆきはそう言うとウィスキーをグラスに注ぎそのひとつを墓に置き二つ手に取り太宰の隣に立った。
貴『織田さん、貴方が私達の背を押してくれたおかげで私は充実した一日一日を送れています。本当に有難う御座います。』
太「あの頃と変わらず喧嘩ばかりするけど、幸せだよ。生きていてよかったと思う。私に生きる理由を見つける手助けをしてくれて有難う。」
そういい、みゆきからグラスを受け取り墓を見る。
太「今日は、何に乾杯する?」
貴『それは勿論、織田さんが言ってくれますよ。』
[織「俺が決めていいのか。」]
貴『勿論。』
太「何時も織田作が決めてくれるしね。」
[織「そうか…なら」]
何時もの台詞だな
そうですね
じゃあ、言おうか
ストレイドッグスに
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国木田独歩
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年12月9日 12時