終曲ノ刻〜1〜 ページ33
仕切られたこの空間で光が一つ、また一つ放たれる。
その跡には紅い宝石が砕かれた人形が転がっている。
貴『−これでッ終わりだ!!』
みゆきが最後の人形に剣撃を与え人形が全滅した。
乱「·····さぁてと、僕らはみゆきを取り戻し、君は戦力を失った……勝ち目は無いよ?」
翡翠色の瞳を見せニタリと笑う。
その場にいた仲間は悪魔だと心の中で呟く……
教「くっ…こ、こんな所で……ッ!!」
芥「·····お前の身柄は僕らポートマフィアが預かる……それで宜しいですか、太宰さん。」
芥川が
その様子を見ながら「どうぞご勝手に」と太宰はそう言いみゆきに改めて向かい合う。
太「みゆき……ごめん。もっと早く君を助けれたらこんなことには……」
太宰のその様子はしゅんと耳が垂れた子犬のようだ。
みゆきはクスッとと笑い頭を撫でる。
貴『·····こうして助けに来てくださっただけでも嬉しいですよ。ありがとうございます。それに……』
とみゆきが左腕を逆方向にカタッと曲げた。
貴『これはこれで便利ですよ、肘が人形とおなじ関節になったので360°曲がるので(ニコッ)』
敦/国「ぎ、ギャァァア!!」
と敦、国木田は叫び、その他は唖然とした……
樋「どうか致しましたか、芥川先輩!」
谷「な、何かありましたか!?」
と外で5人のために道を開き戦っていた彼らが無事にたどり着くと……
谷「·····うぎゃぁぁぁぁああああ!!」
樋「ヒィィィ!!」
とみゆきの関節が逆に曲がった姿を見て叫び驚く人が二人、増えたのであった。
ラッキーアイテム
バッグ
ラッキーキャラ
国木田独歩
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年12月9日 12時