喧嘩〜3〜 ページ4
現在昼−ポートマフィア内−
森｢街中の監視カメラの映像は、これだけかね?!｣
部A｢はい、宮部参謀が拉致された時間帯の映像はこれだけです。｣
森｢+-何分かね？｣
部B｢宮部参謀が拉致された時間、+-30分です。｣
森｢1時間にしなさい！｣
部全｢ﾊｯ!!｣
このようなことになったのは、数時間前−
森｢みゆき君が拐われた?!｣
福｢…あぁ。今社員総出で探しているが、手掛かりなしだ。そこで貴君らの力を借りたい。｣
紅｢なんという事じゃ!!私の愛しいみゆきが!?…鴎外殿、私は力を貸すがお主はどうするんじゃ？｣
中｢勿論俺もやります！みゆきを拉致した奴は俺が殺る!!｣
芥｢首領、僕はあの人に沢山助けて頂いた。今度は僕が助ける番。単独行動でも僕はあの人に恩返ししたいです！｣
森｢…判った。みゆき君は私の大事な娘のような存在だからね、彼女を誘拐した者には制裁をくわえなきゃね。｣
との具合に互いに協力し合いみゆきを助ける為にあれこれと手を伸ばしている。
中《｢こちら中原。管轄下の組織たちに聞いたところみゆきを探している組織が有ると情報を手に入れました。｣》
森｢今すぐに、その組織の名を洗い出してくれ給え。｣
中《｢了解！｣》
今の所、中也のこの情報が有力だった。
森｢ｯ急いで監視映像の痕跡を洗い出し、中也君のくれた情報に取り掛かるよ！｣
その頃−
敦｢あの、太宰さん？｣
太｢何かね？｣
敦｢ここ、何処ですか？｣
太｢みゆきの男友達がいる場所だ。｣
国｢ここって真逆ｯ!!｣
現在、綾辻探偵事務所前に太宰、敦、国木田の3人が立っている。
敦｢ここの人とみゆきさんとはどんな関係なのですか？｣
太｢…人形さ。｣
敦｢？人形？｣
そっ。という太宰の指差す方向を見れば国木田の背負っている大きな袋。その中にはには社に残っていた人形があった。
国｢真逆、その友達とやらにこの人形をあげるという訳で無かろうな。ｯおい！太宰！｣
と国木田がグダクダ言う前にさっさと建物内に足を踏み入れた。
太｢綾辻さんは御在宅かい？｣
辻｢あなたは武装探偵社の?!｣
綾｢何用かね？武装探偵社達？こう見えて俺は忙しい。｣
初対面の筈だが太宰と綾辻は日常会話のように小競り合い話をする。
国｢綾辻行人−探偵で世間から殺人探偵と言われている。その人物がどうして…?!｣
太｢それで綾辻さん。あなたにとあるお土産がありまして。｣
といつの間にか国木田から取った袋から人形を取り出した。
ラッキーアイテム
バッグ
ラッキーキャラ
国木田独歩
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作者名：aikattse | 作者ホームページ：http://kattse0624.
作成日時：2018年12月9日 12時
