喧嘩〜1〜 ページ2
皆が退社してみゆき1人しか居ない武装探偵社。
貴『ん〜…終わった。もうそろそろ、家に…じゃなくて、晶姉さんの家に帰らなくっちゃ。』
と帰る支度をしながら与謝野に電話を掛ける。
貴《『もしもし、晶姉さん。今から帰りますね。』》
与《「お疲れさん。帰りは今から30分くらいかね?」》
貴《『多分そのくらいです』》
与《「乱歩さんの言う通り、気をつけて帰るんだよ。」》
貴《『は−、』》
その瞬間、みゆきに向かい小さな爆風が発生した。恐らく知らないうちに開いていた社の扉からだろう。
貴(私の気づかないうちに−、どうやって?!)
慌てて受け身をとったため通話中の電話が扉の方に飛んでいった。
与《「みゆき?!どうしたんだい?!」》
と与謝野のの声に応答する前に先程の爆風の犯人であろう者の足がみゆきの電話を踏み割る。
貴『…あんた、誰ですか?』
?「…貴様が宮部みゆきだな。」
貴『そうですが、その前に何か言うことないのですか。』
?「…」
貴『無視とは、いい度胸ですね!』
とみゆきは犯人に向かい蹴りを入れる。犯人はみゆきの蹴りに耐えられず後方に飛ばされる。
貴『この武装探偵社員、宮部みゆきが相手です。』
と構えるみゆき。
?「…やはり貴様が宮部みゆきか。貴様を捕らえに来た!」
と言うが速いか犯人が急に立ち上がり反撃する。
貴『くっ…殺られてたまるか!異能力!』
−ブレイブストーリー…魔道士!−
みゆきの周りが光り出しその手にはいつの間にか自分の背丈ぐらいの杖があった。
貴『風を司るシルフよ!汝の力で我に仇なす敵の動きを封じよ!!』
みゆきの言葉に合わせ、杖は輝き、一迅の風が社内を荒らし、犯人を捕らえた。
貴『何者かは存じませんが手足は封じ込めました。目的を吐いて頂ければこのまま逃がしてあげますよ…?!こ、之は…』
捉えたと思われた犯人は只のマネキン人形だった。
?「流石、元ポートマフィア参謀だ。」
貴『何処にいるんです?!−グハッ…』
バタンと倒れたみゆきを抱え犯人は、とある所に電話を掛ける。
?「宮部みゆきを捕らえたぞ、
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国木田独歩
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年12月9日 12時