国「いい加減に仕事に戻るぞ。」 太「やぁだ♡」 敦side ページ7
〈武装探偵社〉聞いたことがある。
軍や警察に頼れないような危険な依頼を専門にする探偵集団――
昼と夜の世界の間を取り仕切る薄暮の武装集団――
〈武装探偵社〉の社員は異能力と呼ばれる不思議な力を持つ者と聞くが…
太「おぉ!あんな所に良い鴨居が。」
国「立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな。」
太「違うよ。首吊り健康法だよ。」
国「何!?そんな健康法があるのか!?」
太「えぇ!!知らなぁいの、国木田君?すっごく聞くっていう噂だよ! 国「何!?そうなのか!」 ほらほらー、早くメモメモ!」
国「あぁ、……くーびーつーりーけーんーこーほー…… 太「嘘だけど。」 バキッ 貴様ー太宰!!」
…本当かなぁ…。
貴『…なんだ、嘘だったんだな。』
織田さん!!そこ、国木田さんと同じように怒るとこ!突っ込むトコ!
…本当かな?そう言えば…
敦「織田さん。本日の探偵のお仕事とは?」
貴『ん?あぁ。虎探しをしている。最近、この街を荒らしている虎だ。倉庫を荒らしたり畑の作物を食ったりするんらしいんだ。』
虎…探し? 最近この街を荒らす?
ガタン!!
敦「ぼ、僕これで、し、しつれーします。」
国「待て。」
敦「む、無理だ!やつに人が適うわけない!!」
貴『敦、お前虎について何か知ってるのか?』
敦「あいつは、僕を狙っている!この辺に出たんなら早く逃げないと、殺される!!」
フワッ…ガシッ!ビタン!!
国「言っただろ、武装探偵社は、荒事専門だと。小僧、茶漬け代は腕1本かもしくは、全てはn―」
カチャリッ
敦「!!」
国「!それを下ろせ織田。」
貴『その前に独歩さん。敦から退くんだ。あなたがやると情報収集が尋問になる。諭吉さんにいつも言われているだろ。それに私は、子供を傷つける大人は嫌いだ。』
えっ?今わた――、それより銃!?
太「織田作も落ち着こうか。流石にそれを出すのはダメだよ。」
…はぁ、良かった。太宰さんの一言で何とかことは、収まったや。
太「で、少年?」
敦「…うちの孤児院もあの虎にぶっ壊されたんです。死人は出ませんでしたが貧乏孤児院なので口減らしに追い出されたんです。」
――お前のせいだ。 この世の邪魔だ。皆の邪魔ゆえ疾く消えよ、この世から失せるがいい。――
貴『敦を守ろう!』 国「仕事の内容忘れているわけではなかろうな、織田?」→←敦「ジイー…」 貴『なんか気になることあるか?』
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中島敦
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年10月25日 20時