ド天然イケメン少年は、美少女です［文スト］

国｢クリスマスだ…｣ ページ33

千代side

諭吉さんがサンタ役になり私達にプレゼントを渡している。サンタコスはしていない。断じてしていない。

敦は茶漬けセット、太宰さんは蟹(しかも何故か分からないが上海蟹)、独歩さんは手帳、乱歩さんはスイパラチケット、潤はフライパン(料理好きだからな)、ナオはペアチケット(何なのかは問わない)晶さんは新しいヘアピン(シンプルだけどお洒落な)、賢は牛丼食べ放題券。私は…

福｢織田。｣

新しいパソコンだ。

貴『有難う御座います!!とっても嬉しい。』

そう。今使っている作家用のパソコンはもうボロボロでいつ壊れても可笑しくない物だったんだ。

貴『とても大切にする…』

有難うの意味も込め微笑んだら、

｢ぐはッ!!｣

と太宰さん、敦、独歩さん、潤が倒れた…大丈夫かな。

ナ｢あっ！雪が降っている。｣

ナオの声につられ外に目を向けると確かに雪が降っていた。

貴『作にいが雪を降らせているのかな…』

と誰にも聞かれないようにそっと言い、窓に近付く。グラスを二つ持って…中身はどちらともウイスキー。…今日くらいお酒飲んでも許してくれるだろう。お酒は強い方だし…後二年で二十歳だし…片方は窓辺に置いてもう片方を持つ。

作にいが死んだ日から振り返る。

色々あった。

楽しかったことや

辛かった事

嬉しかった事

悲しかった事

ビックリした事

つまらなかった事

人を助けれた事

人を助けることが出来なかった事

色々 色々あった

有難う 作にい

今夜は忘れられない

クリスマスになったよ

窓辺に置いたグラスにもう片方を合わせる。カチンっと軽く音が鳴る。

貴『本当に有難う。』

静かにウイスキーを口に含んだ。





メリークリスマス!!









更新遅くてすみません!!

友人に手書きの年賀状を書いているので中々スマホの占ツクアプリにても出せなかったんです。本当にすいませんでした。

国｢織田!!何処に行く?!｣ 貴『午後は非番だ。』 国｢そ、そうか…｣→←太｢クリスマスだねぇ。｣

ラッキーアイテム

帽子

ラッキーキャラクター

中島敦

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