貴『文句と 呪いと苦情が 似遣わし 我が同僚 太宰治』 作「でも太宰さんはかっこいいから気にしない。」 ページ20
上の句、決して太宰さんの悪口を言うために作ったわけでは在りません。丁度俳句の練習をしたかったし、千代ちゃんが作家関係の仕事についているという敦君の職業当てゲームのネタに使いたかったので前話の作品のノリでこの題名にしました。「書き直しやがれ!駄作者!」というお方は通報せずコメントしてください。
千代side
国「八月某日入電―《お宅の社員さんが海岸の漁業網に引っかかってるんだけど引き取ってくんない?》」
敦「…」
国「九月某日入電―《うちの畑に変な人が埋まっとったんじゃが、お宅の同僚さんかのう。」
敦「ええー?」
国「同月某日入電―《うちの飲み代のツケ、ちゃんと払ってくださいね!半年分です!》…因みにこの電話を受け取ったあと織田がお前のツケを払いに行った。勿論!‘織田の金'でお前が残していた‘全ての店に’だ!!」
太「そ、そんな莫迦な?!国木田君がこんなにも物真似が上手だったなんてー!」
国(ピシッ)
あっ、また怒りで眼鏡が割れたな。そしてこの人の目は大丈夫なのかな?
国「貴様ー!人を愚弄するのも大概にせんかッ!!そして織田に感謝しろ!!」
敦(この人に仕事の斡旋をして貰って本当に大丈夫なんだろうか。)
国「この非常事態のときにお前は何時も何時もふらふらとッ!」
太「く、苦し、い、国ぎだぐん。ぞれに、あんまり、怒鳴るど、悪い゛体内物じつが分泌ざれてそのうぢ、痔に罹るよ゛。」
国「な、何?!本当か…?」
太「メモするがいい。」
国「どーなーりーすーぎーるーとー… 太「勿論噓だけど。」!!」
私は敦の耳と目を塞ぎにいった。
敦「え?何?如何したの織田作君?」
ドタッ!スカ、バキッ!…ゴキッ!
こんな場面、まだ敦には見せてはいけない。こんな大人になってはいけない…私もそうだけど、教育に悪い。
敦「あ、あの!非常事態って!?」
国「おお!そうだ!太宰の馬鹿に相手をしている間に一五分も無駄にしてしまった!探偵社に急ぐぞ!」
貴『何故?』
国「緊急事態だ!爆弾魔が人質をとって、社に立て籠もった。」
全『「!!」』
成程。そう云う事か。これが敦の_。
貴/太/国『「「どうしたものか…」」』 敦「あ、あの〜…」→←国「此処に居ったか、太宰!!」 貴『独歩さん、周りの視線が痛いから止めてくれ。』
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中島敦
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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.
作成日時:2018年10月25日 20時