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敦「此れは…」 貴『敦、此れはどう判断すれば良い?』 ページ17

千代side

貴『…で、太宰さん。どうしたんですか。』

太《「実は一刻を争うことなのだ、緊急事態が発生したのだ。」》

急いで靴を履き敦が着替え終わるのを待つ…勿論見てないよ。男装していても一様女の子だからね。

敦「お待たせ。」

と割り勘で皆と用意した服を身に着けた敦が現れた。…意外と良い組み合わせだな。

貴『じゃ、出ようか。』

太《「二人とも準備は良いかい?…では部屋から出たら玄関の鍵を閉めて…」》

敦よりも一足先に寮の前のちょっとしたスペースを見る。毎回確認するんだ。ここは仲良くなった動物たちに餌をあげるところだから…何をしているんだあの人は?

太《「前を見ろ!!」》

クルッと前を見る敦。敦「エッ!」と声を出し一目散にあの人の下へいった。私はめんどくさいからこのまま飛び降りる。

貴/敦『「此れ何ですか太宰さん。』」

太「何だと思う?」

敦「うーん…朝の幻覚…?」 太「ハッズレ〜。織田作は?」

貴『独歩さんがいつもあんたに言ってる例の嫌がらせの一つ。』

太「それ無表情で言うの止めよう。凄い罪悪感が…」

敦「ハッ!まさか敵の敵襲!?罠にかかったとか!?

太「ちがーう。…自分で入った。」

ほう。そうなのか。

太「織田作!そこ呆れるか突っ込むとこ。」

貴『ん?そうなのか。』

敦「織田作君、君の考えを読まれている時点で読まないでって突っ込まなきゃ。」

貴『…読まないで?(コテン)』

太/敦「「グハッ!」

…何かいけなかったのだろうか。ちゃんと敦に言われたとおりに言っただけなのだが…首をかしげるのは癖だけど。

敦(織田作君は男の子なのに無意識に可愛いって思っちゃったや//)

太(イケメンだから可愛い仕草はよく似合うけど…これは凄い破壊力。)

貴『で、太宰さん。どうして自らドラム缶に?』

太「まぁね。こうしてドラム缶に嵌る自 殺方法があると聞いたからちょいと試して居る所だが苦しいばかりで一向に死ねなぁい。しかもここまで嵌ると自力で出られなぁい、死にそぉう、助けて。」

敦「…でも自 殺法なのですからそのままそうしていればいずれ自 殺できるのでは?」

太「私は自 殺は好きだが苦しいのも痛いのも嫌いだ!当然だろ!そもそもこれは自 殺法ではなく拷問法だと後に…」

こういう時確か独歩さんは…

貴『えいッ!』

太「ぬわっ!!」

がシャン!!

敦「えぇ!!」

…意外とすっきりするな、此れ・・・。

敦(意外と織田作君怖い…) 太(痛かった…けど織田作だから許す)→←貴『お知らせです。』


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帽子

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中島敦


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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.  
作成日時:2018年10月25日 20時

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