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国「にしても小僧をどうするか…」 貴/太『「それならいい案がある!」』 ページ12

と、太宰さんが敦を指さし独歩さんに問いかけた。

国「何!?その小僧が…」

貴『あぁ、虎の能力者だ。敦の様子から察するに変身中の記憶がないらしい。』

国「…織田、お前それは…まぁいい。それよりも太宰!これはなんだ。」

と先程の茶屋で太宰さんが書いたメモを見せる。にしても私になにか着いているのか?さっき独歩さんが言いかけていたのは一体なんなんだろうか?一様敦に膝枕をしているだけだが…

太「15番街の西倉庫に虎が出る。逃げられぬように周囲を固めろ。…うん、実に簡潔でいいメモだ。」

国「要点が抜けとる!次から事前に説明しろ…全く肝が冷えたぞ。おかげで非番の者まで駆り出す始末だ。皆にでも酒を奢れ。」

?「なンだ、怪我人はなしかい?つまんないねェ。」

与謝野晶子−異能力
君死に給うことなかれ

?「はっはっは中々出来るようになったじゃないか作。まぁまだ僕には及ばないけどね。」

江戸川乱歩−異能力
超推理

?「でも、その人どうするんです?自覚はなかったわけでしょ?」

宮沢賢治−異能力
雨ニモマケズ

国「どうする織田、太宰?一応、区の災害指定猛獣だぞ。」

国木田独歩−異能力
独歩吟各

太「うふふ。実はもう決めている。」

太宰治−異能力
人間失格

太「何より彼がそう言い切るだろう。」

貴『…。敦、起きろ!』

織田作之助(千代)−異能力
天衣無縫《可能性の文学》

敦「ん?ンンー…あれここ…」

太「おはよ、敦君変身中の記憶は?」

敦「変身?ドゆこと…」

貴『…右手… 敦「え?…な、なにこれ何これ!?」中島敦!!今日からお前は、武装探偵社の一員だ!』

太/貴以外「はぁぁあ!!」

貴『敦!!』

敦「は、はいっ!」

貴『おまえは、さっき言ったよな?こんな奴が野垂れ死んだって…と。俺たち人は、それぞれ生きる権利がある!確かに、お前一人死んだって悲しむ奴もいないだが喜ぶ奴もいない!世の中そんなもんだ。だったら生きて足掻け。野良犬達のように…』

敦「ッ!!…はいっ!」


−これが事の始まり−

−怪奇ひしめくこの街で変人揃いの探偵社でこれより始まる怪奇談−

−これが先触れ前兆し−

中島敦−異能力
月下獸-半人半虎

−これより−

−始まり 始まり−

番外編 貴『何すればいいんだ?』 敦「さぁ?」→←太「織田作ーー!(トラウマ発生?!)」 太宰side


ラッキーアイテム

帽子

ラッキーキャラクター

中島敦


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作者名:aikattse | 作者ホームページ:http://kattse0624.  
作成日時:2018年10月25日 20時

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