尊敬と憧れと…(翔雅) 9 ページ9
〜翔side〜
ユニットが起こされてホッとしている雅紀に親父が
「少しお話しようか」
と微笑みながら言っている。
智「雅紀くんさぁ…
おじさんと約束したことあったよね？
覚えてる？」
雅「……」
智「ん？忘れちゃったかな？」
親父がそう聞くと首を横に降る雅紀。
智「覚えてるよね。
何て約束したんだっけ？」
雅「……くる…って…」
智「そうだよね。
ちゃんと検診来るって約束したよね。
どうして来なかったの？」
親父は優しく雅紀に問いかけているけど……
すごい圧力…
親父っていつもそうだったよな…
俺が小さい頃に何か悪いことしても、怒鳴られることなんてなかったけど、こうやって何がいけないのかを俺に言わせて理解させられてた。
それがかえって怖かったんだよな…
ほら、雅紀も泣きそうじゃん…
雅「…ごめ…なさっ…」
智「謝らなくていいから。
理由教えて？
なんで来なかったの？」
雅「……こぁかった…」
智「怖かった？
でも雅紀くん、虫歯は放置したらそれだけ治療も痛くなるの知ってるよね？」
…怖ぇ…
…でも…
時にはこうやって説教することも大切なのかもな…
また俺に出来ないこと…
いや、思いつきもしなかったことを親父はやってみせる。
段々強くなってきている親父の口調に雅紀も耐えられなくなったのか、泣きながら「ごめんなさい」を繰り返している。
智「雅紀くん…
おじさんは別に謝って欲しいわけじゃないよ？
ただ、雅紀くんがこれ以上歯のことで苦しんで欲しくないだけ。
今までずっと痛い治療も頑張ってきて、せっかく全部治ったのにまた痛い思いするの嫌でしょ？
だからさ、頑張って検診おいで？
そしたら少なくとも痛い思いはせずに済むから。ね？」
最後に優しくそう言った親父に雅紀も頷いている。
智「今度はちゃんと約束守れる？」
雅「…はい…」
智「ん。じゃあお説教は終わり。
帰ろっか」
雅「…ありがと…ございました…
翔ちゃんも…ありがと…」
…俺は何もしてないんだけどな…
全部親父に助けてもらったから。
今日一日でどれほど自分が半人前であるかが分かった。
課題も多く見つかった。
そしてなにより、親父のすごさに改めて感動した。
いつか親父みたいな歯科医になって、雅紀のことをちゃんと診てあげられるようになる。
俺はそう固く誓った。
end
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レーナ(プロフ) - 苺さん» さすがにこれ以上被せたらいけないからね笑 コラボってよりパクリになっちゃうから。ちゃんと萌えてくれてるかしら？ (2014年3月9日 19時) (
レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - ちささん» あなたが一番バスプレイを妄想してると思うよ。私がバスプレイ書くって言った時もすごい興奮してたもんね笑 バスプレイはちさちゃんのために書いてると言っても過言じゃない。ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ります (2014年3月9日 19時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ★レーナへ★ ちさのコメントの返信の仕方と一緒にしてみた 笑 ちさとは、ちょっと違っていいね♪ 更新楽しみにしてるよ！ 頑張れ(*￣∇￣*) これからが萌えどころね 笑 (2014年3月7日 22時) (レス) id: cbe1855168 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - bathプレイが始まったと聞いてお邪魔しにきました。「妄想される分には構いません」とのことなので、好き勝手に妄想させていただきます 笑 ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ってね (2014年3月7日 22時) (レス) id: 16b32c65ba (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - 知架さん» そんなにお褒めの言葉を頂けるとは…。ありがとうございます！よろしければリクエスト等もしてくださいね。まだまだ書くのは先になってしまいますが笑 (2014年2月28日 20時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レーナ | 作成日時：2013年9月30日 19時
