隠し事(智翔) 3 ページ25
〜翔side〜
「……っつ……」
朝起きたときから強い痛みが俺を襲う。
原因はわかってる。
そんなのはずっと前からわかっている。
でも痛みの元凶を治すこともできず、鎮痛剤で痛みを散らすことにした。
午前中は鎮痛剤がよく効いてくれたおかげで痛みもなく過ごせた。
でも午後になってから少しずつ痛みが出てきてしまった。
1週間前、無理やり歯医者に行くことを約束された俺は、サボる気満々だったけど、痛みに耐えるのも辛い…
智くんと約束した時間まであと4時間。
仕事が終わったらちゃんと治してもらおう。
…そう思っていたのに…
時間が経って痛みが増すにつれ、治療に対する恐怖心も募ってきた。
「櫻井先生？大丈夫ですか？
顔色悪いですよ」
大きなため息をついたとき、ナースがそう言った。
翔「まじ？顔色悪い？
実は朝から体調悪くてね…」
俺は歯が痛むことを隠すために、咄嗟に嘘をついた。
「少し休んだほうがいいんじゃないですか？
それか早退するとか…」
……早退…？
そんなこと考えたこともなかった…
そうか。そんな手もあるのか。
早退すれば、歯医者に行かなくたって誰も文句言わないだろ。
……でも…
ただ自分が歯医者に行くのが嫌なだけで仕事を早退していいのか？
…ダメに決まってる。
でも…
「櫻井先生、仕事のことは気にしないでください。
今日はゆっくり休んでください」
翔「わかった。
ごめん。じゃあ…よろしくな」
ナースにもうひと押しされ、渋々早退することを決断した。
…渋々だからな！
俺は悪くない！
医者が具合い悪そうにしてたら患者さんが不安がるから！
だから休むんだ！
そういくつも言い訳を並べて病院を出た。
家に着くと罪悪感に押し潰されそうになった俺は、布団の中に潜り込んだ。
ピンポーン
遠くでインターホンが鳴っている音が聞こえる。
しばらくボーッとしていたけど、やがてさっき鳴ったインターホンは自分の家だということがわかって慌てて起き上がった。
誰が来たかも確認せずにドアを開けるとそこに立っていたのは智くんだった。
「お見舞いに来たよ」
そう言って微笑む智くんだけど、目が笑ってない…
…智くん…絶対怒ってるよ…
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レーナ(プロフ) - 苺さん» さすがにこれ以上被せたらいけないからね笑 コラボってよりパクリになっちゃうから。ちゃんと萌えてくれてるかしら？ (2014年3月9日 19時) (
レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - ちささん» あなたが一番バスプレイを妄想してると思うよ。私がバスプレイ書くって言った時もすごい興奮してたもんね笑 バスプレイはちさちゃんのために書いてると言っても過言じゃない。ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ります (2014年3月9日 19時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - ★レーナへ★ ちさのコメントの返信の仕方と一緒にしてみた 笑 ちさとは、ちょっと違っていいね♪ 更新楽しみにしてるよ！ 頑張れ(*￣∇￣*) これからが萌えどころね 笑 (2014年3月7日 22時) (レス) id: cbe1855168 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - bathプレイが始まったと聞いてお邪魔しにきました。「妄想される分には構いません」とのことなので、好き勝手に妄想させていただきます 笑 ゆっくりゆっくり、マイペースに更新頑張ってね (2014年3月7日 22時) (レス) id: 16b32c65ba (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - 知架さん» そんなにお褒めの言葉を頂けるとは…。ありがとうございます！よろしければリクエスト等もしてくださいね。まだまだ書くのは先になってしまいますが笑 (2014年2月28日 20時) (レス) id: c0d4afd377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レーナ | 作成日時：2013年9月30日 19時
