【文スト】好きですが 好きですか？

………、この野郎め ページ22

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『＿＿＿そう云う訳で、看病致します。』



「……後で姐さん〆るか……」







え、そんなに私に看病されたくないと？

非道くありません？
私家事スキルめっちゃ高い系女子ですよ！？









「……何そんな面してンだよ。」



『な、何でも無いですよ！
……そうだ。食べたい物とかありません？
私、何でも作れますけど。』



「食欲ねェ」





『ぐっ……。あ、汗でも拭きますか？』



「そン位、自分でできる」









………この野郎

拳を思わず握り締めた私は悪くないです。




いくら「夫には逆らうべからず」と英才教育を
受けた私でも、腹は立ちますよ。

表には出しませんし、逆らいませんが。









『……やる事ないじゃないですか……。』



「やる事ねェし、移したくねェから来るなって
言っただろうが。」









げほっと咳き込む中也。

矢張り、いつもよりも具合悪いんでしょうね。
顔も心なしか赤いです。





せめて、元気付けられればいいんですけど




【中也の好きな物：喧嘩、音楽、酒、帽子】









……論外でした。





あッ、そう言えば昨日＿＿＿＿＿＿

あァ、二度も言わねェよ→←うーん、一緒にいれば？

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