【文スト】好きですが 好きですか？

えぇ、お帰りなさい ページ11

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「＿＿＿報告は以上です。」



「うん、中也君もAちゃんもお疲れ様。
矢張り、君らに仕事を任せると早くて良い。」







礼儀正しく任務の報告を終えた中也と、満足そうに頷く首領。




え、私ですか？

私は今、特別任務を遂行中ですが。








「A〜、お帰りなさい！」



『只今で御座います、エリス嬢。』







本日も高そうな真紅のドレスをお召しになった
愛らしいエリス嬢のお相手。




ええ、何故か異様に懐かれてましてね。


甘いソプラノボイスで抱きついてくる幼女に抱擁を返します。







「ん〜♪Aの胸、ふわふわで好き！」



『有難うございます、エリス嬢。
エリス嬢も大人になれば大きくなりますよ。』









エリス嬢がご満悦で揉みしだくのは私の胸。

自慢じゃありません。
しかし、胸囲90cmのFカップです(ドヤァ)








「………エリスちゃん。」









首領が羨ましげに見ていますが、きっと抱き着かれてる私が羨望の対象なのでしょう。



……中年のおじ様が、哀しげな顔で自分の胸元をまさぐるのは、エリス嬢でなくとも「キモい」と言いたくなります。

やめて頂きたい。









あッ、上司ですので言いませんけどね。

もう、勘弁して下さい→←あ？、血液補給だろ

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