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宮近side
「ちゃか、大丈夫？」
Aがスタジオから出たあと
小声で元太が聞いてくる
「…何が？てかこれうま！」
はぐらかすように明るく答えると
元太が真面目な顔をして俺に向き合う
「さっきのライターさん！
…Aちゃんでしょ！高校の時の！」
��A�� ��高校�� という単語を聞いて
思い出がフラッシュバックし思わず顔をしかめる
まさか、高校の時に付き合っていた人が
大好きだったのに突然音信不通になった人が
忘れたくても忘れられなかった人が
突然、目の前に現れるなんて。
「…大丈夫なわけ、ないよなぁ」
ぽつりと呟くと元太が複雑そうに俯いた
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作者名：ぷらむ
| 作成日時：2020年12月29日 1時
