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「ちょっ…と、海斗！」
「んー」
「んーじゃなくて！歩ける？タクシー乗ろ？」
「んー」
日本酒を調子に乗って飲み気付けば1時間。
海斗はすっかり潰れてしまい
壊れたロボットのように
同じ相槌しか打たなくなってしまった
なんとかお会計を済ませタクシーを拾う
「海斗！タクシーね！家の場所言える？」
「……」
「海斗？」
「…お客さん、寝てますねえ」
苦笑いのタクシーの運転手さんと目が合う
「ああもう…すいません、」
一緒にタクシーに乗り込み、
海斗の体を揺するも起きる気配はなく。
海斗の家なんて知るはずもないので
私の家を運転手さんに伝え発進してもらった
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作者名：ぷらむ
| 作成日時：2020年12月29日 1時
