ストねこ

サシメシ ページ47

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ちょっと前の話。
ジャニフェス総合演出の話。



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松潤「ごめんね、急に誘って」

「いえ。嬉しいです」

松「座敷でよかった？ごめんね、義足(あし)も外しちゃっていいから、楽にして」

「すいません、じゃあお言葉に甘えて…」

松「のむ？適当に頼んでいい？」

「はい、お願いします」




松「じゃあお疲れ様、乾杯」

「お疲れ様です、」

松「どう？最近。」

「変わらずです笑、好きにさせてもらってます」

松「笑、そうだね。楽しそうにしてるの見ると俺も嬉しいよ、安心する」

「ありがとうございます、」







松「…今日さ誘ったの、なんとなくわかってるかも知れないけど」

「…はい。」

松「ジャニフェスの打ち合わせ進んでる、各グループそれぞれみんなと話して準備に取りかかってるけど
…玲緒は、ステージに立つつもりないんだね？」

「……。」

松「玲緒も一緒に、SixTONESみんなで何回か打ち合わせもしたけど、玲緒はいつも客観的に意見を言う。あれがしたい、こんな風にしたい、じゃないんだよ。これがいいと思うよ、こんなのが似合う。見たい。してほしい。…全部客観的に話す」

松「多分、このステージには立たないなって思った。
怒ってるわけじゃないよ、ただ確認したいだけ。
玲緒が出るか出ないかによって、これからの演出も変わってくるから」


「…松本さんの言う通りです、ごめんなさい。
ジャニフェスのステージに、立つつもりはありません」










松「うんそっかそっか、わかった。言ってくれてありがとう」

「すみません、」

松「いいよ謝らなくて笑、まだSixTONESのライブにも出たことないんだもんね？」

「はい、」

松「じゃあ無理強いもできないよ、だから1つ提案。
提案というかお願いだね。」

「おねがい？」



松「俺と一緒に演出をしてほしい」



「…え、」

松「ジャニフェスの総合演出。俺と一緒にしてくれないかな？」

「いやいやいや、ムリですよっ」

松「ははっ、なんでよ。Jr.のとか演出手伝ってたんでしょ？」

「そうですけどっ、」

松「大丈夫、何かを全部任せるとかはないよ。主に俺の手伝いとして全体的に関わってほしい」

「手伝い、」

松「うん。個人的にね、玲緒にはもっと幅を広げてほしいと思ってる。今後アイドルとしてもスタッフとしても、どっちでも」







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