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「いや大丈夫です。だいぶ前の話なので」
「いつ?」
「2.3年前です。飲み会でちょっと一緒になっただけで、直接中村さんとお話したわけではないんですけど」
「何の飲み会?」
「中村さんのお友達と私の先輩が知り合いで、みんなで集まった時の飲み会に私も連れてってもらったんです」
「その俺の友達って、誰?」
「たしか、コウタって人です」

その名前を出すと、中村くんの顔が一瞬曇った。
コウタって名前聞いたことあるな…

険しい顔で考え込んでる中村くんを、可愛い顔でじーっと見つめる松村さん。

「もしかして…思い出してくれました?」
「…いや」
「そうですか…」
しゅん、とした顔になる松村さん。

「まぁ覚えてないですよね…私もここで中村さんの顔見て思い出したので」
「ごめん…」
「大丈夫です。コウタさんとまだ仲良いですよね?コウタさんによろしくお伝えください」
「あ、あぁ…うん」

にこっと笑う松村さんと、なんだか浮かない表情の中村くん。

なんか中村くんさっきから変。
てかこんな可愛い子忘れるなんて酷いよ。


松村さんは顔が可愛い上に、誰のどんな話でもにこにこしながら聞いてるし相槌もうまいしリアクションもいい。

すぐ顔に出ちゃう私とは大違い。

これはおじさん達に好かれるよね。
隣の松尾主任もでれでれだよ。

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aya(プロフ) - 好きなお話で更新停止してあるの残念ですね(;_;) (4月20日 21時) (レス) @page22 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく素敵な作品!続きが楽しみです。 (12月13日 21時) (レス) @page22 id: 755d9d9841 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話が凄い好きです。更新待ってます!! (7月5日 23時) (レス) @page22 id: 8941b71605 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みい | 作成日時:2022年3月12日 1時

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