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「ここ、いいですか?」

そう声が聞こえて顔をあげると、今回新しく営業係に異動してきた松村さんがいた。

「松村さん!どうぞ」
「ありがとうございます。失礼します」

松村さんが、空いている中村くんの隣に座る。

「お疲れさま」
「お疲れさまです」
「課長の話長かったでしょ?」
「課長ってお話好きなんですね。でもいろんなお話が聞けて楽しかったです」

そう言って可愛らしい笑顔を見せる松村さん。

私たちの3つ下で、まだここに来て3日しか経ってないけど、明るくて礼儀正しくていい子だって千秋が言ってた。


「中村さん、お久しぶりですね」
松村さんが隣の中村くんに笑顔を向ける。

お久しぶりって?
言われた本人はぽかーんとしてる。

「え、俺ら会ったことあるっけ」
「覚えてないですか…?」
「んー、ごめん。俺、人の顔とか覚えるの苦手なんだよね」

そう言われ、松村さんが一瞬傷付いた顔になった。

「そう、ですか…」
「いや、ごめん!いつだっけ?ちょっと思い出す!」

松村さんの表情を見て、中村くんが急に焦りだした。

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aya(プロフ) - 好きなお話で更新停止してあるの残念ですね(;_;) (4月20日 21時) (レス) @page22 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく素敵な作品!続きが楽しみです。 (12月13日 21時) (レス) @page22 id: 755d9d9841 (このIDを非表示/違反報告)
- このお話が凄い好きです。更新待ってます!! (7月5日 23時) (レス) @page22 id: 8941b71605 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みい | 作成日時:2022年3月12日 1時

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