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「……だめ？」
「だめだよ…」
「なんで？」
「なんでって…」
「いいじゃん」
「どうして？」
「したくなったんだもん」
いやいやいや……
「だめなの…？」
そんな捨てられた子犬みたいな顔で見ないで…
「ねぇ、海人」
「ん？」
「おかしいよ、離れて」
「やだ」
「やだって…」
困惑していると、押し倒された。
「ちょっと…」
「A、俺の事嫌い？」
「嫌いなわけないでしょ…」
「じゃあいいじゃん」
いや、なんでそうなるの？？
海人が避ける気配はない。
突き飛ばせばいいんだけど、なんかできない。
海人のうるうるの目で見つめられたら…できない。
「だめ……？」
海人に、だめとは言えなかった。
「…だめ、じゃない」
そう言うと、満足そうに笑った。
海人の顔が近付いてくる。
…それを、そのまま受け入れた。
私が拒めば、海人が離れていっちゃう気がして。
何回か唇が重なった。
1度離れたあと、海人の唇が首筋に移る。
「ん…ちょっと……」
海人の手が、Tシャツの中に入り込む。
………！
思わず海人の手を掴む。
「……こら！！」
「え？」
「これ以上は…」
「だめ……？」
また捨てられた子犬みたいな顔で見てきた。
「だめに決まってんでしょ！」
ちぇー、とか言いながら離れる海人。
はぁ……。
「…やだった？」
その聞き方、ずるい。
「別に…」
にこーって笑ってまたくっついてきた。
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みい(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです(;_;)完結までどうぞよろしくお願い致します！ (2021年3月28日 16時) (
レス) id: 8148b9aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 年下の男の子も大好きで新作を出されたと見てすぐに飛んできました！！どちらもめちゃくちゃキュンキュンします。。お話楽しみにしております！ (2021年3月27日 22時) (レス) id: 962a0f2106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2021年3月27日 18時
