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「A狙うならやめといた方がいいよ」
は?いきなり何言い出すの。
「なんで?」
「こいつ好きな人いるから」
「いや…」
「そうなの?」
涼真くんの目が私に向けられる。
「うん…」
ここは正直に言っとく。
「そっか」
なにやら考えてる涼真くん。
「長年の片思いだもんね」
「……。」
「ふーん、まぁいいや。でもまた飲もうよ!みんなで」
「うん」
なんかよくわかんないけど涼真くんはいなくなった。


「どういうつもり?」
目の前でニヤニヤしてる海人に問いただす。
「A、ああいうの苦手だったでしょ」
「へ?」
「口説かれてて困ってるだろうなーって」
「だから来たの?」
「うん。まぁ行けって言ったのは海斗だけど」
「え……」
海斗が…?なんで?
不思議に思って海斗を見ると神宮寺と話してる。
「Aが困ってるから行けって。自分で行けばいいのにね」
そうなんだ…
「海斗ね、みんなと話しながらもチラチラAのこと気にしてた。だから気付いたんだよ」
「……。」
普通に嬉しい。笑っちゃう。

「ふふ。A嬉しそう」
嬉しい。嬉しいよ。
単純だからすぐ喜んじゃうの。
私の喜怒哀楽は海斗によって動かされてると言っても過言ではないのだ。



「宮近ー!こっち!」

海斗が誰かに呼ばれている。
愛莉だ。それと女の子が2人…知らない子だから同級生じゃないはず。
でも、右側の子なんか見たことあるんだよな…

呼ばれた海斗はそっちに行く。
女子3人に囲まれて照れてる。
…ちょっと距離近くない??

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みい(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです(;_;)完結までどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月28日 16時) (レス) id: 8148b9aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 年下の男の子も大好きで新作を出されたと見てすぐに飛んできました!!どちらもめちゃくちゃキュンキュンします。。お話楽しみにしております! (2021年3月27日 22時) (レス) id: 962a0f2106 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みい | 作成日時:2021年3月27日 18時

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