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【壱】弟を愛でる ページ2

瑠火「A、弟が出来ましたよ。」





槇寿郎と同じ綺麗な黄色と赤色の髪をした男の子の赤ちゃんが、瑠火に抱っこされている。

赤ちゃんを見て、Aは「私お姉ちゃんになるんだね!やった!」と嬉しそうにはしゃいだ。





「これからもよろしくね、杏寿郎!」





──





そしてあれから7年が経ち─





「かわいいねぇ!!きょーじゅろぉ!!♡」



煉獄「あっ…姉上っ!///」





姉という座を持った彼女は、今日も弟を愛でる。





槇寿郎「A、稽古の時間だぞ。」



「あと5分〜!」



煉獄「姉上ッ!///」





だらしない顔をしながら弟に抱きつくA。

いつものことなので、槇寿郎は呆れた顔で彼女の首根っこを掴む。





「いででででお父さん私あなたの娘だよもう少し優しくしてよ」



槇寿郎「お前が素直に杏寿郎から離れれば痛い思いはしないんだ。」



「だってぇ…杏寿郎が可愛いんだもん♡」





目をハートにしてもう一度杏寿郎に抱きつこうとする彼女を、思いっきり引きずる槇寿郎。

Aは床に這いつくばりながら泣きわめく。





「うわぁーん!少しぐらいいいじゃぁん!!ケチー!!」



槇寿郎「杏寿郎の前でみっともない格好をするな!」



煉獄「姉上、稽古が終わったら後で甘味処に行きましょう!」



「よっしゃやってやらぁ」





一瞬でやる気に満ちた彼女に、またもや呆れる槇寿郎。

杏寿郎は姉の腰あたりに抱きついて一緒に庭へと移動した。





槇寿郎「今日は素振り(真剣)五百回、彼処の山を頂上から麓まで五往復、最後に素振り百回やってから腕立て・腹筋五十回ずつ。そして…」



「全集中の呼吸を意識する。」



槇寿郎「そうだ。じゃあもう始めろ。」



「はい。」





今日も鬼畜だあ。

まぁ先日のよりかはまだマシかあ…。

翌日身体中が金縛りみたいに(なったことないけど)動けなくなって、死んだかと思った。

まぁ隣で杏寿郎がウルウルした目で心配してくれてたからいいけどっ

【弐】稽古のあとのさつまいも→←【設定】



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まゆゆ(プロフ) - こんにちは!男の人と女の人が誰か気になるwwwメディアも今より発達していない時代に杏寿郎は何処でそんな情報を…はっ、まさか父&母!?((;゚Д゚)よもや… (2021年6月5日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
みゅあ(プロフ) - まゆゆさん» コメントありがとうございます! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 58a82f7f15 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - あぁー杏寿郎も夢主ちゃんも可愛いぃー!続きを楽しみにしております♪ (2021年3月31日 3時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
みゅあ(プロフ) - 白さん» すみません、教えてくださりありがとうございます…!! (2021年1月3日 1時) (レス) id: bff99374af (このIDを非表示/違反報告)
- 弟杏寿朗かわいい!!関節ではなく、間接キスかと! (2020年12月31日 3時) (レス) id: 1de96798f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅあ | 作成日時:2020年11月23日 3時

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