私の弟が可愛すぎる件【鬼滅の刃】

【漆】稽古ツー ページ8

「「「ご馳走様でした。」」」



瑠火「お粗末さまでした。」



槇寿郎「それじゃ、5分経ったら稽古だ。」



「分かった〜。じゃあその間お姉ちゃんと遊ぼ」



煉獄「はい！！」





・





槇寿郎「A、来月には最終選別だ。」



「…はい。」



槇寿郎「今日から炎の呼吸を使って訓練だ。いつもとは違う感じになると思うが、気を緩めるな。」



「はい！！」



槇寿郎「俺に一つでも傷をつけることが出来たら、今日の稽古は終いだ。つけれるまで終わらないと思えよ。」



「っ…はい。」





・





「炎の呼吸 壱の型 不知火！！」



槇寿郎「肩に力を入れすぎだ！」



「炎の呼吸 弐の型 昇り炎天！！」



槇寿郎「威力が弱い、もっと強く振れ！」





・





「炎の呼吸 伍の型 炎虎！！」



槇寿郎「っ！！」





素早く槇寿郎との距離を縮め、刀を振る。

舞った砂埃が治まると、槇寿郎の腕には血が垂れていた。





「は…。」



槇寿郎「良くやった、今日の稽古は終わりだ。」



「あ…はい！！」





槇寿郎に一礼し、縁側に腰を掛けた。

杏寿郎は「姉上、カッコよかったです！！」と目をキラキラさせていた。





「そお？ありがとう杏寿郎。」





頭を撫でると杏寿郎はえへへ。と笑った。

彼女はまたもや「可愛い。」と口に出した。

【捌】最終選別→←【陸】欲しいもの

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す