第二十一話 ページ21
合格通知開封の翌日 夜８：００
ボクと出久はオールマイトから連絡が来て一緒にに海浜公園にに来ていた
「取り合えず、二人とも。合格おめでとう」
パンっとハイタッチを交わす
『出久も、ちゃんと合格できてたみたいでよかったよ。
この一週間様子が変だったから…』
「あはは…僕も無理だと思ってたから…」
「一応言っとくが、学校側に君達との接点は話してなかったぞ。
そういうのズルだとかで気にするタイプだろ？
私は審査やってないよ。」
「お気遣いありがとうございます！」
ボクは別に話してもらってもよかったんだけど…
「オールマイトが雄英の先生だなんて…驚いちゃいました。
だからこっちに来てたんですね…だって、オールマイトの事務所は
東京都港区六本木6-12-「やめなさい」…うっ」
『オタクだねぇ…』
「学校側から発表されるまで他言は出来なかったからね。
後継を探してた折に雄英側からたまたまご依頼があったのさ」
やっぱりそうなんだ…
てか、雄英側から依頼ってやっぱりすごいな。
「ワン・フォー・オール…
一振り…一蹴りで体が壊れました…
僕にはてんで…扱えない」
『壊れた…って、どういうこと？』
「あっ…その…」
詳しく聞くと実技入試の際にワン・フォー・オールを使った際に手足が骨折したとのこと
先に帰ったから知らなかった…
やっぱり、待っとけばよかった…
「それは仕方ない。突如尻尾の生えた人間に『芸を見せて』と言っても操ることすらままならんって話だよ」
「はあ…って、
『ほお…オールマイト、それはどうなんですか』
威圧をかけるようにオールマイトに近づいていくボクを出久が必死に止める。
慌てながらもオールマイトは弁明する
「い、いやまァ…話す時間なかったし…
でも結果オーライ…！結果オールマイトさ！」
『舐めてます？』
「すみませんでした。」
素直に謝ったのでボクはあげていた拳をおろす
「と、とりあえず今はまだ100か０か…だが"調整"が出来るようになれば…身体に見合った出力で扱えるようになるよ
器を鍛えれば鍛えるほど"力"は自在に動かせる！」
そう言いながら落ちている空き缶を拾い「こんな風にね」と潰した
「待ってアレ…オールマイト⁉いつの間に⁉」
あ、野次馬に気付かれた
まあ、そりゃその姿だとバレるわな…
「やっべ」
そう言いながら走って逃げるオールマイトについていく
ちょっとこの人って変なところで抜けてるよね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Amia | 作成日時：2020年11月27日 13時
