狐、オメガです【呪術廻戦】

Ωの狐と恵方巻き ページ22

『け、消して！』


五「やだね、せっかくいいもの見れたし」



ケータイを取ろうとするも身長差のせいで俺の手は空気を掴むばかりだ


『んなもん、何に使うんだよ…！』



五「…聞きたいの？」



『…。…やっぱいい』



嫌な予感しかしなかったので諦めて棘先輩からお茶を貰い飲む

棘先輩は隣でぽりぽりと豆を食べている




『棘先輩棘先輩、俺も』


あ、と口を開けると棘先輩は豆を放り込んでくれる
ぽりぽりとそれを食べる



伏「A」


『んー？』


名前を呼ばれて伏黒の方を見ると豆を持って若干うずうずしている
なるほど、気になったのか

さっき食べていた豆を飲み込み、お茶で流してから口を開ける
豆が口に入れられる、またそれを噛み、食べる



釘「完全に餌付けね…」


五「雛鳥みたいだね」



なんとでも言え
Ωらしく媚び売ってやる




その後、無事歳の分だけ豆を食べ、節分の日の夕飯は終わったのだった




え？
俺の恵方巻きも食べる？ってやつ？



夜中にやられたに決まってんだろ
そんなことやるやつ1人しかいないと思うけど


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五「Aって口小さいよね、いつも苦しい思いさせてごめんね？」


『そう思うなら喉奥に突っ込むのやめてくれない？』


五「え？嫌だけど」

『…』

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