狐、オメガです【呪術廻戦】

Ωの狐が2匹 ページ3

『他の学校の制服っていつもよりも慣れない…』


伏「我慢しろ、離れるなよ」


伏黒はα
その横に引っ付いてαのフリをするΩ
構図が中々に面白い


『俺1人だと匂いでバレるしなー…任務やりずらいのは勘弁してほしい』


普通の生徒のフリをして溶け込む
本来在籍してはいないのでクラスもない
授業の時間は簡単に呪い祓う

面倒だな、こっそりと祓うのは
早く夜にならないかなー…

この任務は親玉祓ったら終わりだし、すぐ終わりそう



伏「…お前、抑制剤は」


『飲んだって、まぁ、今日の分だけだけどね』



俺のヒート期間中は抑制剤をピルのように1日1錠飲まなければならない
1錠でヒート期間中の症状を抑えられるのが普通だが
妖狐のせいだからとか何とかでそれでは足りないらしい


伏「任務終わったらすぐ飲めよ」


『伏黒こそ、俺のフェロモンにあてられて襲わないでよ？』



伏「…」

『待って、その無言やめてよ』



今回の作戦
夜の学校で俺の抑制剤が切れたところでフェロモンを撒き散らし
それに寄ってきた呪いを伏黒が一網打尽にする


え？普通のフェロモンは呪いには何の効果もないって？
うん、俺妖狐だしな…よくは分からないがつられてくるんだ
俺だって嫌だ



ただこの作戦
結構無理をしている

俺がヒート中のフェロモンを撒き散らすと、伏黒にもそれが効く
Ωのフェロモンはαには効きすぎる興奮剤
だからその後伏黒が正気を保てるか、分からない



『1番耐えれそうな伏黒選んだんだから本当に頼むよ…』


伏「努力はする」


すっごい不安なんだけど？
一応家入先生からスタンガン貰ってきてるけど…
それを封じられたら俺も終わる


『知らない学校で番うのは嫌だからな…』


しばらく番のことは考えていない
面倒だし
さて、夜まで少し時間があるし、適当に弱い呪霊祓うか…


_____________________
伏「俺より適役いたんじゃねぇか？」


『…え、虎杖は多分無理だし。棘先輩は任務。釘崎は真希先輩と任務。パンダ先輩は学校に侵入できないし…』


伏「…五条先生」

『あいつが1番耐えれないだろ、耐える気ないんだから…』

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