先祖返りの狐様【呪術廻戦】 (ページ32)

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狐が28匹ページ32

ぼんやりと野球の試合を見つめる
平和だ

この後説教が無ければ_

虎「そんなに嫌なのかよ」

伏「目ぇ死んでんぞ」

『2人とも分かってないよ…、…あ、俺だけ厳しいって訴えてやろうかな』

審判で離れられないのをいい事に言いたい放題言う
そのうち呪力篭った石とか飛んできそう

五「2人はお前みたいなバカな戦い方しないから」

『今バカって言った？聞き捨てならない』

教師が生徒に馬鹿とか言っていいのか…
まぁ、悟がそんな道徳的な概念持ち合わせてるハズないか

試合は順調
釘崎、パンダ先輩が塁へ進む

ｷﾝｯ

真「よし、3点」

『かっこよ』

あ、魔女っ子に取られた
めっちゃ使えるじゃんあの箒

虎「うわあぁあ！せっこ！！」

狗「おかか！！」

伏「釘崎戻れー」

『ねぇ、笑わせないでって、腹裂けるんだって』

笑いを堪えるが痛みは増すばかりだ
ほんとに裂けるかもしれない

2回表

東「俺が望むのは投手虎杖との一騎打ちだ！」

虎「オマエが投手やればいいじゃん…」

あ、やっぱり気に入られてる
可哀想に()

東「約束してくれ、虎杖。俺がホームランを打ったら次回オマエがピッ__」ﾒｷｮ

東堂の顔面に炸裂する全速力のボール
めっちゃ痛そう
聞こえちゃいけない音したし

虎「と、東堂！しっかりしろ！！」

かけよる虎杖
だが周りは無慈悲である

禪「ナイスピッチー」

西「ナイッピー」

加「ナイッピー」

伏「ナイッピー」

釘「真希さんナイッピー」

あいつめっちゃ嫌われてるな
ここだけ見たらいじめだぞ
だがそう言う俺も笑いが止まらない

『助けて、棘先輩助けてっ…腹裂けるっ』

狗「高菜」

棘先輩はうずくまる俺の頭をポンポンと撫でてバッターボックスの方へ向かった
あ、次棘先輩か

虎「おおっ！間に合った」

伏「狗巻先輩、足速いんだよ」

『棘せんぱーい、こっち向いてー』

狗「すじこ」

ピースしてる棘先輩を撮る
姿勢を低めにしており盗塁を狙っている

そこに虎杖が入る

虎杖の振ったバッドはキィンッといい音を鳴らす
ボールが遠くに飛んでいく

真「入ったな」

『さすが』

虎「おっし」

姉妹校交流会
2日目
2-0
勝者東京校

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『あ、やべ、血出てきた』

虎「家入せんせー！！Aの腹裂けた！」

『虎杖、めっちゃ恥ずかしいからやめて』