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狐が19匹 ページ23

釘「なんで皆手ぶらなの!?」


大量の荷物を持つ釘崎
あー……多分勘違いしてたな


釘「京都で姉妹校交流会…」


パ「京都の姉妹校と交流会だ」


ややこしいよな
まぁ、京都行きたくないからいいんだけどさ


パ「去年勝った方の学校でやるんだよ」


釘「勝ってんじゃねーよ!!」


去年の交流会は乙骨?先輩がいたおかげで圧勝だったとか
そういえば、東堂が乙骨がー、って言ってたっけ


真「来たぜ」


禪「あら、お出迎え?気色悪い」


うわー…
到着早々バチバチしてる
まぁ、呪術師やってれば殺意なんて高まるばかりだしな

歌「で、あの馬鹿は?」



呆れ顔で尋ねる京都の引率の歌姫先生
…悟、また遅刻してんのか

パ「悟は遅刻だ」

真「悟(馬鹿)が時間通りに来るわけねーだろ」

伏「誰もバカが五条先生のこととは言ってませんよ」


これでいいのか悟…
お前一応教師だろ…


五「おまたー!!」


と噂をすればなんか台車を押しながら登場した悟
台車をその速度で押すのって結構危なくないか…

なんでも、京都校と東京校にそれぞれお土産があるとけ何とか…
え、絶対センスないやつじゃん…
予想通り、京都校には訳の分からん人形渡してた、こっわ



五「そして東京都の皆にはコチラ!!」


釘「ハイテンションな大人って不気味ね」


確かに
普通に怖いんだけど…

バコッと開けられる箱




五「故人の虎杖悠仁君でぇーっす!!」


虎「はい!!おっぱっぴー!!」



…顔が引き攣る
それは俺だけではなかったようだ

どんな反応したら正解なんだよ…



釘「おい」

虎「あ、はい」


少し間を置いて釘崎が箱を蹴る
まぁ、言いたいことはわかる


釘「何か言うことあんだろ」

よく見ると涙を浮かべてる釘崎
俺と伏黒は若干顔だけ後ずさる


虎「黙っててすんませんでした…」

虎杖も半泣きだ
あ、やべ、つられそう
伏黒の後ろへ回り、鼻をすする

それを見て伏黒は、はぁ…、とため息をついた



虎杖、合流_


____________________
虎「おわっ、なんか尻尾増えてる」

『お前が寝てる間に2本もな』

虎「ごめんて」

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作者名:有無@気ままに更新 | 作成日時:2021年1月9日 21時

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