【d!】僕に近づこうとする彼等は今日も諦めないんですね

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shpサイド

模擬戦が終わってひとまず安心した。何か理由があるのだろう。しかし、それでも彼女の表情は何処か悲しそうで、見てる此方も心苦しくなった。

そんな彼女がまた少し深い眠りに着いたのを確認し、俺は新たな疑問を口にした。

shp「何であんな的確な指示できたんすか？エミさん。」

zm「せや！普段あんなんせぇへんのに！」

sha「急に立ち止まったかと思ったら…」

kn「また急に指示してくるんやもん！そりゃ驚くわな！」

em「あの…皆さんは」

「「「？？？？」」」

em「………前世の記憶、とか…信じますか？」

sha「！！！」

zm「エミさん、もしかして…」

em「はい。模擬戦の途中、何処か自分が戦うのは違う気がして、不意に立ち止まったら急に色々な記憶が流れてきて、その中で指揮をとる自分の姿？もあって、それが何かもっと考えたら、何か…記憶が戻ったようになってしまいました。すみません、変な話をしてしまい……」

shp「いや、それは俺らもですよ。」

kn「Aを含めて、ここにおる俺らとぺ神は前世の記憶あるで！やからあんなんやって戦えたんやしな！」

em「皆さん……」

つまり、エミさんも思い出したってことか。Aが知ったら喜ぶやろうなぁ。






はよ、起きてくださいよ。ルロ先輩…

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