【HQ】生徒会でバレー部です【d!】

さんじゅーよん ページ48

ねーむい()

でもかく( ˙꒳˙ )

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『…ごめんね、』


2人だって怖いし辛いのに、何も出来ずに庇われるばかりなのが申し訳なくて、思わず謝る。


shp「ええよ、そんな気にせんで。Aが1番酷い目に遭うことが多いし、俺がやりたくてやっとるだけやから」


ちょっとだけ泣きそうな顔をしてから、にこって笑ってそう言ってくれた。


そしていつもみたいな少しふざけた様な声色で、ちーくんに同意を求める。

大先生と話してたから聞いてないはずなのにドヤ顔しながら同意するちーくんが面白くて、吹き出してしまう。


大先生がちーくんにツッコンだ後頭に手を乗せて、同じく笑ってたしーくんの頭も一緒に撫でる。


なかいーなーって見てたら頭ぽふってされて、上向いたらひとらんさんがにこにこしながら頭撫でてくれた。


嬉しいけどなんとなく恥ずかしくなってきて、俯きながらにやける口元を隠す。





そんなことしてたら食害でダウンしてたしゃーさんとこねさんが起きて、さっきまで辛そうだったのが嘘みたいな声量でまぜろ！って叫んでうちとしーくんの頭を撫で始め、



ゾムさんとロボロさんが、「残すなら俺ら食べるからまわしてー！」って声かけるまで撫で続けられた。









tn「グルさん」


gr「あぁ…」


後輩達の微笑ましい様子を見ながら少しだけ席を離して、丁度まとまっていた3年にしか聞こえない声量でトントンが声をかけて来た。


gr「多少は人と関わりを持てるように慣らしていこうと思ったんだがな…」


思ったより酷い現状に、苦しげにため息を吐きながら考える。



可愛い後輩達を、大事な仲間…家族を、苦しめたくない。
だが、万が一、何かあった時このままだと手遅れになる可能性が捨てきれない。


実際、前世を思い出してから訓練や手合わせをしてきた彼奴らは強い。常人に負けることは無いだろう。

"今"が"昔"と比べ物にならないくらい、安全な世界というのもあるが、自分たちは何か引き寄せる力でもあるのだろうか？無事皆と出会い、喜びを噛み締めたあの日から不審者だったり事件だったり、某死神もびっくりな程に厄介事がやってくる。


皆それぞれ親のせいで軽い人間不信になったが、特に酷かったA、ショッピ、チーノは"人"が怖くなり、トラウマのようなそれがどんどん酷くなっていった。



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いったんくぎるー

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