クラリネスの王女様【赤髪の白雪姫】 (ページ8)

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7話ページ8

ゼンside

最近、アリアと会えていない

というか避けられている…

オビ「主もついに妹離れのときですか～」

ゼン「…うるさいぞ。で、アリアに変わった事はないのか？」

俺と会えていない代わりにオビをよくアリアの所に行かせている

まぁ、アイツは勝手に会いに行ってるがな…

オビ「ん～…姫って甘え下手なんですか？」

木々「アリアは賢いからね。迷惑かけると考えてるんだよ」

それはあるな…、、、

『にぃに！！アリアとあしょぼ！！』

まだ舌足らずの声で自分を呼んでいた頃の可愛い妹の声が頭の中に響く

ゼン「もっと…甘えていいのにな…。」

ミツヒデ「ゼンやイザナ様を見てきたからなんだろうな」

ゼン「あぁ。…今日あたり部屋に行ってみるか」

オビ「…あの主、姫のこと俺に任せて貰えませんかね？」

ゼン「お前に…？」

オビ「なんて言うか…主が直接言うより俺が言った方がいいと思うんです」

ゼン「……分かった、任せる。」

オビ「は～い」

大丈夫か…本当に？

そう言ってオビは部屋を出ていった

ミツヒデ「なんか…アリアが小さい頃が懐かしいな」

木々「あの頃は凄く甘えん坊だったからね」

ゼン「あぁ」