5話 ページ6
貴方side
…よし！きーめた。
ゼン「ふぅ…でアリアはなんの用だったんだ？」
ハルカ侯爵はいつの間にか居なくなってた
『ふふっ、ゼン兄様。イザナ兄様のところに一緒に行こう！』
そう言って手を繋いで走り出す
ゼン「お、おい！？」
ミツヒデ「走って転ぶなよ〜」
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
ｶﾁｬ
イザナ「…アリア。ノックくらいはしなさい」
『はーい。イザナ兄様、決めました！』
イザナ「じゃあ聞かせてもらおうか」
『今回の夜会はイザナ兄様とゼン兄様3人で入場したい！』
イザナ「…ははっ。そうだろうと思ったよ」
ゼン「…懐かしいな。」
『また、3人で手を繋いで歩きましょう♪』
イザナ「あぁ、アリアがそう言うなら。」
ゼン「楽しみだな！」
そして夜会当日。
木々「アリア、綺麗だよ」
『ありがとう。木々はドレス着ないの？』
木々「私はゼンの従者としてだからね」
『そっか！じゃあ行こっ』
ｶﾁｬ
ゼン「お、来たか」
イザナ「アリアのドレス姿は久々だな」
夜会には白雪とかリュウも来てるんだって！
あの日のように3人で歩く
ミツヒデ「…なんか結婚式みたいだな…。」
木々「小さい頃は微笑ましかったけどね」
イザナ「…アリアか結婚するとしたら隣を歩くのは俺かな？」
ゼン「俺もそれは譲れません」
イザナ「ふっ…まぁ、まずアリアにふさわしい相手がいるかだな」
ゼン「ずっとクラリネスにいてもいいんだぞ」
『それは嫌かな』
「…お待たせいたしました。」
「第1王子イザナ様、第2王子ゼン様、第1王女アリア様のご入場です！」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
白雪「わぁ、アリア綺麗だね」
オビ「…ですね。」
リュウ「…アリアは普段、スカート履かないから」
白雪「え、リュウってアリアと親しいんですか？」
リュウ「…うん。それなりに…」
イザナ「…年に数回しかない夜会だ。楽しんで行ってくれ」
イザナ兄様の言葉で会場には音楽が流れ人々が談笑する
ゼン「アリア、白雪のところに行くけど来るか？」
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作者名：みゃくん | 作成日時：2021年3月22日 23時
