キモイのが近くにいる！〈短編集〉

傭兵＿寄生 ページ2

「やっぱりここの庭は綺麗だな〜」

私は今、荘園にある庭でくつろいでいる。

「あ、この花綺麗だな。後でエマに聞いてみよう」

花に見惚れていると…

「あ？何だこのボール」

突然私の方に赤いボールが転がって来た。

「どっから転がってきたんだろ」

そう思っていると突然

「ウゲッ！」

突然誰かから抱きつかれた。

「いや誰誰誰…」

驚いて誰を連呼してしまった。

??「ハッハッハッハッ」

後ろを見ると新しい衣装を来たナワーブがいた。

「お前か…」

傭「ワンッ！」

犬…？狼…？犬でいいや。犬の衣装を着たナワーブがいた。

「お手」

傭「ワンッ！」

おぉ…お手してくれた…これは犬だな←

「おぉー偉い偉い」

いつも私に向かって

傭「あれ？今日いつもよりスカートの丈短くねぇか？」

傭「え？好きな人が出来た？浮気か？」

て、キモイ発言してくるナワーブとは違い今日のナワーブは可愛かった。

「衣装のせい？まぁいいや」

「ほら、ナワーブ取ってこーい」

さっき転がってきた赤いボールを遠くに投げてみた

傭「ハッハッ」

するとナワーブはボールを追いどっかに行ってしまった。

3秒後…

傭「ワンッ！」

早っ！

「ははっ偉いねー(なでなで)」

いや、可愛いんだけど

「いつものナワーブとは大違い。ずっとこのままで良いのに」

傭兵＿寄生→←作者から

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す