獣人を拾いました Part3

第105話 ページ19

川西サイド

その日はバイトで

Aのことを探していたから

ボーッとしてたから怒られた…

これからどうすかな

なんて思ってたら

？？「な･泣くなよ！！！」

なんか声が聞こえた

えっ！？

今って23時だよな

えっ！？ 誰？

そう思って昔遊んでいた大山公園の方に行ってみると


川西「えっ！？ 獣人？」

？？「あっ」


？？「身長が高くて目付きが悪い人」


はっ？

？？「あっあの」

川西「何？」

？？「中島Aさんを知っていますか！？」

川西「Aを知ってるのか？」



ってことは この子達は

あの人の所にいた獣人か…

俺らが調べた情報ではあの人は獣人を買っていたことが分かっていたから…


ん？

川西「おっと ありがとう」

？？「えっ？」

川西「2人のおかげでAを助けれるかもしれない」



これであの人に近づける！

なんて思っていたら

1人が気を失った…


マジか…

？？2「あっあの」

川西「うん？」

？？2「俺 国見英って言います」


川西「じゃあ英だなっ」

国見「えっ？」

川西「何か間違ってるか？」

国見「いえ…」

あっそうだ



川西「この子の名前 教えてくれる？」

国見「…白布賢二郎です」

賢二郎ね

川西「よし じゃあ話とか手当てしたいから一緒に来てくれる？」

国見「はい」







〜in家〜

川西「ただいま」

花巻「おかえり…何を拾ってきた」

川西「うん？ 獣人」

二口「そんなの見りゃ分かるよ」




川西「Aの場所が分かるかもしれない」

花巻「はっ？」

川西「この子達 多分あの人の所にいた子達だ」

二口「なるほどな でもどうやってここまで来たんだ？」


確かに…







国見「Aさんが出してくれました…」


ってことは


川西「ヤバいな」

二口「あぁ」


とりあえず


川西「一静 悪いんだけどこの2人を風呂に入れてあげて欲しい」

松川「分かった」









二口「あの子達が家の場所を正確に覚えてるとは思えねぇけどな」

川西「あぁ でも 少しなら分かる気がする」

二口「なんで？」

川西「大山公園に居たってことはそんなに遠くじゃないってことだ」


松川「その可能性は高いね」


花巻「ビックリした！？」

松川「ごめんごめん」

二口「なんでそんなこと言えんの？」

松川「この子達 裸足の割にあんまり怪我してないから」

花巻「なるほどね」





二口「んじゃ 調べるか」

花巻「だなっ」







待ってろよ


A

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