獣人を拾いました Part3

第103話 ページ17

Aサイド




中島『ん』


頭痛てー


ってか

中島『ここどこだ』

野口「起きたか」

中島『ここはどこですか？』





野口「挨拶は？？」

ドカッ

中島『イッ… おはようございます』

野口「おはよう ここはお前の部屋だよっ」



部屋って

牢屋みたいなんだが…

窓も小さいし…







野口「飯までここでいい子でいろよ」

中島『はい』





バタン


はぁー


中島『どうするか…』

？？「なぁ」

中島『えっΣ(ﾟдﾟ；)』

？？「ﾋﾞｸｯ あんた誰？」

中島『中島A えっと あの人の息子？』

？？「そっか」









中島『えっと 君たちは？』

白布「俺は白布賢二郎」

国見「国見英」


中島『２人とも獣人？？』

白布「うん」

中島『あの人に買われたの？』

白布「そうだよ」




中島『ごめんな』

国見「なんであなたが謝るの？」

中島『俺があの人の所を離れたから…』





いっぱいケガしてる…

手当てしてあげたいな…



ガチャ

白布･国見「ﾋﾞｸｯ」


咄嗟に２人を隠した


野口「なんだそいつらともう仲良くなったのか」

中島『父様』

野口「なんだ」


中島『この２人を解放してくれませんか？』

関係ないこの２人をこれ以上傷つけたくない






野口「断る」

中島『なっ！？』

野口「それはもう俺の物だ」







中島『獣人は物なんかじゃねぇよ！！！』

野口「あっ？」

中島『ッ！ 獣人は物じゃない』








ドカッ

中島『カハッ』


思いっきり殴りやがった…

野口「俺に対してその口の利き方はなんだ！！！」





野口「もういい お前の飯はナシだ」


それでもいいから さっさと出て行けよ



バタン



中島『はぁー』

白布「…大丈夫…ですか？」




なんでいきなり敬語？

中島『大丈夫( ͡ ͜ ͡ )』

慣れてるからな


さて


中島『２人にお願いがあります』

白布「何ですか？」

中島『今から２人を外に出します』

国見「えっ！？」



賭けだ…

中島『何処かに大山公園っていうところがあるんだ そこに行って欲しい』

白布「大山？」

中島『うん』

白布「…分かった！！！」

国見「えっ！？」

中島『ありがとう』

多分 そこに行けば太一に会える 気がする…

中島『そこに行けたら身長が高くてちょっと目付きが悪い人が来るまで待ってて』

中島『その人はきっと２人を助けてくれる』

国見「分かりました」

よしっ

中島『行くぞ』






白布「ありがとうございます」









頼んだよっ

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