買い物 ページ17
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紫耀side
ドラマの撮影が始まって、新曲のリリースも決まって、ものすごく忙しい。
家にいる時間はほとんどない。
完全にA不足。
そんな中、結構な空き時間ができて。
ちょうどAがスーパーに行く時間。
紫耀「ちょっと抜けます!撮影までには戻ります!」
スーパーでAを待ち伏せ。
A「え?!」
紫耀「よっ!」
俺を見つけたAは…そりゃ驚くわな(笑)。
A「紫耀、何やってるの?お仕事は?」
俺のそばにきて小声で話すA。
紫耀「待ち時間長くてさ。Aと買い物しようと思ったんだけど」
A「えっ!いいの?」
紫耀「うん!最近あんまり二人の時間ないしさ」
A「わぁ〜嬉しいな!なに買おっかな♪」
素直に嬉しさを言葉に出しちゃうとこ、可愛すぎない?
A「紫耀は何食べたいかなー?」
独り言!!!
いつもそんなこと言いながら買い物してんの?
紫耀「俺いるよ?(笑)」
A「あ、そうだ。つい癖で(笑)」
俺のことを想いながら買い物してくれてんのね。
改めて幸せを感じた瞬間。
紫耀「お菓子買っていい?」
A「ふふっ。紫耀子供みたい(笑)」
Aの言う通り。
スーパーでもコンビニでもお菓子コーナーが一番テンション上がる!
紫耀「どっちにしよー?」
ぬれおかきにするか、ぬれせんべいにするか悩み中。
A「どっちも買ったら?」
紫耀「いいの?」
A「もうほんと子供みたい(笑)」
かなり笑われたけど。
確かにお母さんにお菓子買ってもらう子供みたいだな(笑)。
その後もお菓子コーナーを大人二人で物色。
紫耀「めちゃめちゃ買ったね」
A「しばらく買い物行かなくて良さそう」
紫耀「この前も思ったけどさ、Aいつもこんな量の買い物してんの?」
A「うん。毎日は行けないから何日分かまとめてしてるよ〜」
こんな荷物抱えて歩いて…
それを今さら知る俺…
紫耀「いつもありがとう」
A「急になに〜?(笑)」
もちろん今日は家まで荷物持って帰ったよ。
そしてAをぎゅっとしてチャージ完了した俺は、また撮影に戻るのであった。
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作者名:山田苺花 | 作成日時:2020年2月4日 0時