*My princess*ーShoー

. ページ10

.



昼公演が終わり、楽屋へ。



紫耀「Aーーー！」

A「紫耀！お疲れ様！」

紫耀「え、なんでいんの？」

岸「ちーっす！」

神宮寺「あ、お疲れ〜」



楽屋には岸くんとじんの姿が。

おい誰だ、この二人呼んだの！



紫耀「呼んでないんですけど」

神宮寺「ひでーな」

岸「紫耀が昨日言いふらしてたんじゃん。Aが来る〜！って」

紫耀「いや、だからって君たち来る必要ないよね？」

神宮寺「だってこの時間Aちゃん一人になっちゃうじゃん。心配じゃないの？」

紫耀「そ、それは…」

A「紫耀、私、二人が来てくれて心強かったの。怒らないで？」

紫耀「う…そうだよね…ごめん」

岸「わかればよろしい」

廉「Aちゃん強いな」

海人「(笑)」



Aがそう言うなら何も言えない。

確かに慣れない場所に一人ぼっちにするなんて良くなかったな…。



神宮寺「じゃ、俺たち客席から観てるから〜」

海人「あ、観てくんだ？」

岸「もちろんよ。Aちゃんと一緒にね〜」

廉「余計なこと言うなや」

紫耀「…」



結局Aとの時間はなくて、すぐに夜公演。



幕が開けてAを探す。



いた！



真剣な表情や時に笑顔を見せてくれて。

フライングの時は祈るように見てくれてたな。

時々泣いてたっぽいけど…。

じんと岸くんが心配したのか、Aの顔を覗き込んでるのが見えた。



早くAのとこ行きたい！

.→←JOHNNYS' IsLAND

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す