不良に外堀埋められた【東卍】

79,「再臨」 ページ35

はい、久しぶりの更新で久しぶりだな皆。




…………で、久しぶりのところ悪いんだが今私はどういう状況でしょうか？








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＿＿＿＿＿はいはい時間切れー。









正解はーーー？？？









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『……………………これはどういう状況ですか』




「挟んでる」



「挟んでるなァ」








半間君とその連れの青年に挟まれてる、でしたー。





いや違うんだって校門で出待ちされてたんだって！





とりあえず三人並んで私の家に向かってるけど……


半間君は面白そうに絡んでくるし、何故か連れの子めっちゃこっち見てくるし居心地悪すぎるわ！！







『いや挟んでるとかそういうのは良いんだよ分かってんだよ。そうじゃなくてだな？』



「半間君、コイツが噂の？」



「そーそー。東卍に囲われってけど普通に強ぇし面白いぜぇ？」







あーー、分かった。今の会話で全部分かっちゃった。







『半間君！？絶対この子に変な事話しただろ！？』



「えー？事実しか言ってないぜ？」



『私に興味持つ奴は大体変なこと吹き込まれて迫ってくるんだよ！！！』



「んー、でも今のとこフツーに面白い女の子って感じだけど？」



『君は黙っててくれないか色々ややこしくなるから！』







半間君に変な事を吹き込まれたのであろう青年。



金色のメッシュが沢山入った髪と、目尻にあるホクロが特徴的。動く度に音が鳴ることからピアスか何かに鈴が着いてるのだろうか。





(………それにしてもキレーな顔してんなあ……)





まあ多分彼を見て最初に思う事はイケメンだなあっていう考えなんだろーな。



まあそんな彼に何故半間君が私のことを言ったのかは知らんけれども。







『まあ何も言わずハイサヨナラも失礼だしな………自己紹介しようか。私は知ってるとは思うけど蘭A。君は？』





「………俺は羽宮一虎。一虎って呼んで？宜しくね、オネーサン」





『はぁ………うん。宜しくな、一虎君』









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