不良に外堀埋められた【東卍】

78,「毛髪」 ページ34

二人と色々話したあと、夕食も食べて、一日のルーティーンが終わり。



護衛の面でも問題なさそうという事なので二人は帰るらしい。ちょっと寂しい。




けど………涙を呑んで送らなきゃなんねんだ！！






「いやなら送れよ。引き留めんなよ」



『私だって本望じゃない………っ！！』



「Aさん………」






ただいまソウヤ君の髪の毛をもふもふしている所である。屈んでもらってぎゅーっと抱きしめている状態。


ちなみに手は同じく屈んでもらっているナホヤ君の頭の上だ。現在進行形でなでなでしてる。





(…………意外とナホヤ君嫌がらなかったんだよなー。噛み付きそうな勢いで抵抗してくると思ったのに)





…………………………え？ソウヤ君はって？抱き締めた瞬間顔真っ赤にしたよ。抵抗しない辺り天使だよな。






『あー………ホントにもふもふ…中毒性あるぞこれ』



「…………あっそー」



「喜んでもらえたなら嬉しいです……」






まあ何でこうしているかというと中毒性があるからである。


ソウヤ君の頭をなでなでと撫でた時に目覚めてしまった。この上質な毛皮顔負けのふわふわに。




いやまじでふわふわだぞ！？天パなのに絡まってるとかじゃなくてサラッとしてるんだけどふわって！それが重なってふわふわもふっみたいなさ！？






『んーー、ずっとこうしてたい』



「おいソウヤが頭動かせなくて困ってるだろーが辞めろ」



『すんません』






そんなこんなでふわふわふわふわふわふわふわふわして、泣く泣くふわふわとお別れした。



…………マジでめちゃくちゃ顔埋めてふわふわした。



先程も言ったがふわふわふわふわふわふわふわふわしたんだ、見送りするまで時間がかかるのは皆分かってくれるだろう。







『二人ともまた来いよ…またふわふわさせてくれよ』



「欲望まる出しじゃねーか」



「ま、また……ね、です…………」






やべぇ一家に一人河田ソウヤだ。



知ってるか？皆。あれはアナログ空間洗浄機………！その場にいるだけで周りの者を癒し綺麗にする力を持ってるんだぞ！






『また護衛してくれ！またな、ソウヤ君！ナホヤ君！』



「は、はい！また！」



「まあ、守ってやらなくもない」






………………ナホヤ君はツンデレか！！！









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キララ様、うおおお様、イオ様リクエスト有難う御座いました！！！



イオ様はシチュのリク有難う御座います！！

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