9話〜過去編〜 ページ10
医「何か辛いことがあり、前世を思い出すと…不定期に発作が出るのです
謎の発作と聞いて特殊な検査をすると、結果は過去の三人と同じ反応が出ました」
「父を追い出したのは知られない為？」
医「はい。患者の中には、知られたくないという方もいますからね」
ほぼバレかけてるんですけどね…
「…ところで、過去の三人…前世の名前はわかりますか？」
医「ええ、確認した三人によりますと…
最初は安藤 正樹。もう亡くなってます。次に寺田 悠。この方も同じです
最後に、八神 俊。この方はまだ生きてますよ」
「俊…成る程…先生、ありがとうございました」
医「おや、知り合いですか？」
「ええ、前世でよく知った顔なんでね。まさか本当にいるとは
それで知ってましたか？先生
父を追い出しても意味が無かったようですよ」
医「え？」
私はベッドの下を覗いた。…案の定、あった
黒い機械。前世でも見る事はよくあった
私は口を近づけ、はっきり言った
「父さん、盗聴というやり方はあまり好ましくないなあ」
医「と、盗聴…！？」
「あ、先生は忙しそうなのでもういいですよ
ありがとうございました」
医「はあ…それでは」
父「…A」
先生と入れ替わりに父さんが出てきた
「随分と高性能な盗聴器だね。聞こえやすいかな？
…あれ、ウイスキートリオもいたんだ。警察は暇なの？」
父「…どういう事だ？」
「さあね。まあ、一つ言える事は…
父さんの知ってる子供で純粋で可愛い風見 Aはいなくなったって事」
ス「…なー、一気に中身が大人になっただけじゃないのか？」
「違うよ？…私の前世、なんだったと思う？…とある組織の幹部だよ。裏社会のね」
父「…で？」
「は？」
父「お前はもうどっかの幹部じゃないだろ。俺の娘だ」
ラ「そうだぞ。もう前世とは違うんだ、君は」
バ「別に今のお前は風見 Aじゃないか」
「…意味分かんない。馬鹿馬鹿しい」
これじゃ呆れる…
父「…でも、親として娘のことを知っておくべきだ
詳しく、説明してくれないか？お前の前世を…」
「…まあ、話した方が後々楽になるし…いいか」
私は前世の事、名探偵コナンのこと、スコッチのことを話した
父「そういうことだったのか…
なんだ、お前にも良心は残ってたじゃないか」
ス「わざわざ助けてくれてありがとな！」
「まあ、うん…」
その後私は心開き…たまにハッキングとか手伝う事に
別にこんなつもりは無かった
ただ、手伝うのも悪くないと思っただけ
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葉月(プロフ) - 花言葉 さん» ありがとうございます！やっぱ風見さんいいですよね〜。これからも頑張りさせていただいきます！ (2017年11月14日 20時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
花言葉 - 風見さんの娘ってとこですでにテンション80%くらいでしたが、謎解き出てきたら一気に最高潮になりました。←面白いです、更新頑張って下さい！ (2017年11月14日 20時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 愛流さん» はい、図書室にたまたまあったので参考にしました(｀・ω・´) (2017年11月8日 22時) (レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 謎ディですよね？ (2017年11月8日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！警察学校組はちゃんと救済しますよ (2017年10月31日 7時) (レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2017年10月22日 21時
