4話 ページ5
目「うーむ、奇妙だなあ…何故ブーツを…襲われた時に履かされたのか…？」
「警部さん警部さん」
目「ん？君、帰ってなさいと言ったばかりだぞ
ほら、早く帰ってなさい」
「もしも犯人が分かったって言ったら話を聞いてもらえますか？」
目「な、なんだと！？うーん…しかし子供だしな…」
「子供の発想力は、時にはとんでもないものになりますよ」
目「…聞いてみる価値はありそうだな。聞かせてくれ」
「はい。まずブーツを履いてた理由…なんだと思いますか？」
目「…犯人に履かされたんじゃないか？」
「いいえ。ブーツを履かせるのならばとても面倒になりますよ
それに、履かせる理由がありません」
目「なら、何故なんだね」
「…被害者は、家に忘れ物をして家に戻りました
その時にまた脱ぐなんて、面倒でしょう？
だから、靴を脱がずに膝で歩いたんです」
目「成る程…しかし、その忘れ物は一体なんだというんだね？」
「洗濯物ですよ、警部
昨日の天気予報では大雨、と予報してました
おそらく被害者はそれを思い出して、家に向かったんでしょう
そして膝歩きでベランダまで向かった…」
目「じゃ、じゃあ犯人は誰だというのかね？
君らがきた時はチェーンロックが掛かっていたのだろう？」
「ええ、そうですよ。でも下の階の住民なら…犯行は可能です
布団の端と端を結べば繋がって、ロープがわりに出来るんですよ
それで降りることは可能…
ですから下の階の住民…雨宮 裕人が犯人です」
目「しかし、二人はエレベーターで会ったのだろう？」
「ええ、防犯カメラにも写ってるでしょうね
でも唯一カメラに映らない場所…階段ならどうでしょう？
被害者が部屋に戻った時に犯人は階段で登った…
大変ですが、間に合います」
目「た、確かに…すぐに雨宮 裕人に話を聞きに行くぞ！」
それから数十分後…雨宮 裕人は白状したらしい
なんでも昔、被害者が雨宮 裕人の彼女を過失だが崖から突き落としたらしい
その復讐だとさ…復讐なんて無意味なんだけどね
目「お見事だった！君のおかげで事件が解決した！本当にありがとう！」
「いえ。それでは…」
と、私が吉田さんたちのもとへ戻ろうとしたら…
ドアの前に吉田さんたちがいた
歩「これはどういう事なの？」
光「Aさんの方が好奇心旺盛だったじゃないですか！」
元「でもす凄えな！事件解決しちまったよ！
なあお前、やっぱり少年探偵団に入んねえか？」
…聞かれてた。これからも面倒ごとは絶えないようだ
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葉月(プロフ) - 花言葉 さん» ありがとうございます！やっぱ風見さんいいですよね〜。これからも頑張りさせていただいきます！ (2017年11月14日 20時) (
レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
花言葉 - 風見さんの娘ってとこですでにテンション80%くらいでしたが、謎解き出てきたら一気に最高潮になりました。←面白いです、更新頑張って下さい！ (2017年11月14日 20時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 愛流さん» はい、図書室にたまたまあったので参考にしました(｀・ω・´) (2017年11月8日 22時) (レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 謎ディですよね？ (2017年11月8日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！警察学校組はちゃんと救済しますよ (2017年10月31日 7時) (レス) id: c0a6d25766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2017年10月22日 21時
