別に望んじゃいないよ

11話 ページ12

「村上さん村上さん、もしかして…北村さんに…？」

村「…御察しの通り、告られたわ…///
今、迷ってんのよ」

…やっぱりか…

村「どうすればいいかな…」

「…職業柄、あまりオススメはしませんが…
村上さんと北村さん、仲良いですもんね
ただ…特に理由なく付き合わないでくださいね
時間の無駄になりますから」

村「け、結構厳しいわね…そうね、よく考えておくわ」

さて、あとやることは…
…ハッキングか。別に今はいいや
父さんはまだ仕事がかかりそうだし…警視庁にでも遊びに行こうかな

「父さん、私もう行くね」

父「分かった。夕飯は自分で食べてくれ。今日は時間がかかりそうだ」

「…お疲れさん」

そういって警察庁を後にした




とはいえ…どうしようかな
…緑川さん、今暇なのかな

「うーん…」

？「こんな所にいると、迷子と勘違いされるぞ」

「うわっ」

ヒョイっと上に持ち上げられた
…この声と臭い…

「松田さん…仕事は終わりましたか？」

松「ああ」

萩「俺も一緒だよ〜」

「萩原さんは仕事してなさそうですね、イメージ的に」

萩「失敬な、ちゃんとしてるよ〜」

「さあ、どうだろ」

…何故、この二人が生きてるのだって？
自分にもよく分からない
私が助けたわけじゃないんだよ

松「そういえばあいつ、まだ見つかってないのか…」

萩「俺ももっかい会ってお礼が言いたいんだけどさ〜」

私が助けたんじゃなくて、別の人が助けた
曰く、"学生くらいの男の子が助言をくれた"らしい
…私は、そいつを俊じゃないかと睨んでる。あいつもコナン好きだったし…

緑「お、Aちゃん？あと松田と萩原じゃん」

「緑川さん…仕事終わりですか」

緑「いんや、トロピカルランドでやる取引さー
それ、今日やるらしいんだよ。で、俺がいってこいってさー」

「ふーん…」

…思ったけど、それって原作開始じゃないかな？
私もついて行こうかな…

「私もいいかな？」

緑「珍しいな、お前動くの好きじゃないだろ？」

「見逃せない光景が見れるかもしれないんですよ
だから私も行きますね」

緑「ん〜…まあ、お前なら別にいいか
それに、遊園地なら親子連れの方が自然だしな…」

松「間違っても手を出すなよ？」

緑「ださねーよ！」

萩「でもありえるかもよ〜？」

「戯言言わないでください
で、緑川さん。そろそろ夜ですよ？」

緑「おお、そうだった。んじゃ行くか…」

「…お土産は買いませんからね」

萩「え〜…」

松「期待してたんだがな…」

12話→←10話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す