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story98 ページ33

貴女side





『何も口も出さないし、手も出さない
けど、私の邪魔になることだったら黙っておかない』





そう彼女に言った




ただ言うだけでなく威嚇をしながらだ





そこまですれば不信に思うだろう





これは言わゆる、伝言だ





『今はアンタの言う事を聞いている暇はない』





という伝言





私は一刻も早く平嶋を・・・



桜春を潰さなければならない





都合のいいことに船は海岸へ停泊している





まだ体を動かすのは厳しいがこの舟をでなければならい





恐らく、高杉は何かしらの手を打つだろう





だが、1つ困ったことが





「丸干はきついな・・・」





平嶋に捕らえられたあとにそのままここに行き着いたわけで、手持ちは何も無い





「侍より忍者の方が良かったな」





なんて呑気に考えていた





「忍者ってのも強いのかい?」





服を動きやすいものに着替えていたらあの夜兎の声がした





「着替え中なんだけど?」





神威「そんなこときにしなーい」





「なにしにきたの」





神威「元気にしてるかな?って」





「まだ体がちゃんと動かないから元気じゃない」






神威「ふーーん、なのに何処か行こうとしてるね」





「そう?・・・ただ動きやすいものに着替えてるだけだけど」





神威「逃げるんだ。

なかなかやるね」





「はぁ・・・、高杉には黙っててよ」





神威「さぁ、どうかな?」





「私と手合わせすれば黙っててくれる?」





神威「んーーー、そーだね。

別の意味でやり合うのもいいって言ったけど」





「それは却下。


わたしはそんな尻軽女じゃないわ」





神威「そっか、残念。

でも、君が一番の体制で勝負したいな」





「そうしてくれるとありがたいな


今は貴方と遊んでる暇は無いの」





私はそう言い支度が終わり、バレないようにグレーのマントを被った





神威「あーあ、本当に逃げるんだね


シンスケ怒だな」





「そうねー、じゃその怒なシンスケに伝言をよろしくできないかな?」





神威「なんて?」





「潜るのはまた今度やってあげるって言っといて」





神威「わかった。」





「聞き分けがいい子でよかった」





私はそう言い残し、窓から外へ出た

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ノア - 続きがみたいですm(_ _)m (2020年9月22日 14時) (レス) id: 096b994781 (このIDを非表示/違反報告)
ニーナ(プロフ) - 更新して頂けないのでしょうか?とても面白いとおもったのですが…残念です (2018年2月4日 23時) (レス) id: 6963555a72 (このIDを非表示/違反報告)
にーどぅ(プロフ) - 莉威さん» 指摘あざますっ!(*`ω´)b (2016年3月7日 3時) (レス) id: 502d033db8 (このIDを非表示/違反報告)
莉威(プロフ) - 94の神威のセリフこれから行くところにがこらからになってます (2016年3月7日 0時) (携帯から) (レス) id: b86a6c6602 (このIDを非表示/違反報告)
優姫 - 遅れたけど、続編おめでとう!!!!。これからも応援していまーすガンバレ。 (2016年2月22日 12時) (レス) id: 28989a8939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にーどぅ | 作者ホームページ:http://me1339  
作成日時:2016年2月8日 22時

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