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参拾話 ページ32

「どうって....」




言われてみて初めて気づいた。


私は清光のことをどう思っているのだろう。



ふと、隣にいる清光に目をやる。


清光が私の視線に気づいて笑ってくれる。




清光はいつだって私の隣にいてくれて、支えてくれて、笑ってくれて



やっぱり好きだなあって





「...そうですね。どうして見ていると言われれば答えれません。ですが…」





言葉を区切り、しっかり前を見据えてはっきりとした声で言葉を紡ぐ。






「私が本丸のみんなを愛しているのは事実です」



「そう。それが答えでいいのね」



「はい」




私が笑って答えると、暗奈は分かりきったような顔をして「あーあ」と言って肩を竦めた。




「加州、愛されすぎよね」



「俺も主のこと愛してるしね」



「お熱いこと。じゃ、あたしも山姥切といちゃいちゃしちゃおうかしら」



「やめろ、くっつくな」





鬱陶しがる山姥切とそれを気にしない暗奈。



性格は真逆だが、どこか信頼感があると言ったような雰囲気だ




「私達もああなりたいですね、清光」



「んー?ぎゅってして欲しいってこと?」



「え、あの...そういう事ではなく....っ」



「明莉が照れてるわ」



「黙ってください腐れ外道!」



「主、口が悪いよ」





清光が私のおでこにデコピンをして、叱る。



それを見てた暗奈がふと、呟いた。





「お互いの相性チェック.....とかしてみない?」

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*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» そやね! (2017年6月5日 18時) (レス) id: cc0bb99201 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - *しち*さん» ほたとつるね〜!どっちも可愛いよね〜ここじゃあれだしボードいかない? (2017年6月5日 18時) (レス) id: 2189571e01 (このIDを非表示/違反報告)
*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» ゲームはしてないけどアニメは見ますたっ!!蛍丸と鶴丸推しじゃ。 (2017年6月5日 7時) (レス) id: cc0bb99201 (このIDを非表示/違反報告)
麻月☆(プロフ) - *しち*さん» だよね〜〜〜とうらぶ知ってんの? (2017年6月5日 7時) (レス) id: 2189571e01 (このIDを非表示/違反報告)
*しち*(プロフ) - 麻月☆さん» あのしちちゃんだよ?(真顔) (2017年6月4日 23時) (レス) id: bc3a158958 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麻月☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/my3126rk5/)  
作成日時:2017年5月19日 23時

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